「家事はやれる方がやる」ゆる分担の夫婦が抱える問題、解決のカギはなに？

皆さんはパートナーと家庭のことをどのくらい分担していますか？また、何かあったときしっかりと話し合う時間はとれていますか？夫婦と言えど、それぞれの心の内を全て理解し合うことは難しいですよね。今回ご紹介する作品は、ある夫婦がすれ違いつつも、お互いの気持ちを理しようと模索する作品です。人間まお(@ageomao)さんが描いた『夫婦関係に大切なこと』をご紹介します。どうぞごらんください。

家事の分担、どうやっている？

この作品は人間まおさんがある夫婦、それぞれの視点で描くことでお互いが何を考え、何を伝えていないかを知ることができる内容です。

主人公は妻のエムコさん、そして夫のエスオくんです。共働きであるこの夫妻は経済ではそれぞれの担当を決め折半していましたが、家事はやれる方がやる、という少しゆるめのルールでした。普段は仲のよい夫婦ですが、このあとどうなるのでしょうか。

話し合いがいつの間にか喧嘩になってしまう…

家事の分担で話し合う過程でだんだんと険悪な雰囲気になってしまったエムコさんとエスオくん。家事はやれる方がやるといいつつ、エムコさんの方が家事に関して丁寧で気になるところが多いため、やることが多くなってしまっているようです。

家事の内容ははば広く、完全に分担をすることは難しいかもしれません。名もなき家事というものがあるくらい、やることはたくさんある家事…。お互いの負担が平等になれるような工夫ができるといいですよね。

また、こうした生活上のルールを話し合うとき、どうしても自分の主張を通そうとしがちで、相手の気持ちを聞き漏らすこともありそう。家事に関する考え方や、家の理想の状態は人によって違います。価値観の違いに気づいて、話し合えるといいですね。

相手にとって「何が許せないか」話し合った

エムコさんとエスオくんは2人で徹底的に話し合い、お互いの不満を書き出すことにしました。今までよかれと思ってやっていたことが、相手には負担だったこと、自分は何気なくいていた行動が相手には不満だったなど、お互いが気が付かないことがたくさんあったようです。

夫婦と言えども、お互いを理解し合うことは難しいもの。どんなことも、当たり前だは思わず相手への感謝を伝えたり、思っていることを口にすることは大事ですね。

エムコさんとエスオさんのやり取りを見ていると、夫婦円満のカギは、お互いを理解して気遣う気持ちだと気づかされます。近くにいしすぎて忘れがちなことかもしれませんが、今一度パートナーと本音を伝え合っているか考えたいですね。

著者：ゆずプー