1. トップ
  2. 恋愛
  3. 自分のストロークに合ったタイプのパターを使うことがパット上手への近道です!【石坂翔子プロが、最短“100切り”のコツ教えます!】

自分のストロークに合ったタイプのパターを使うことがパット上手への近道です!【石坂翔子プロが、最短“100切り”のコツ教えます!】

  • 2023.9.7

100切りを目指す女性ゴルファーに伝えたいゴルフの基本。今回はパッティングについて石坂翔子プロがレッスンします。女性ゴルファーの場合、マレット型かピン型を使用する機会は多いと思いますが、その型に合ったストロークをしているかどうかで成功率が変わります。そのことを踏まえつつ、パットが上手くなる方法を紹介するので、ぜひパット数を大幅に減らしましょう。

石坂翔子プロ

砂が締まった“硬めバンカー”は、リーディングエッジからヘッドを入れて脱出!【石坂翔子プロが、最短“100切り”のコツ教えます!】

【Q】「パット数が多くて悩んでいます。減らす方法ってあるんでしょうか?」

【A】「ピン型はイントウインで、マレット型はストレート軌道で打ちましょう」(石坂プロ)

パッティングでは、ボールに真っ直ぐな回転を与えることが大切です。さらに目標に向かって打ち出すことができれば、パット数は大幅に減るはずです。もちろん、タッチやラインの読み方なども求められますが、まずはボールに縦回転を与えているかどうかをチェックしましょう。

ただ、ボールに横回転が加わっている人は、必ずしもストロークに問題があるとは限りません。実は、パターヘッドのタイプによって合うストロークと合わないストロークがあるんです

バランスの問題ですが、水平なところにパターのシャフトを置いた際、フェース面が真上を向くパターはヘッドバランスです。主にマレット型に多い傾向ですが、ヘッドを真っすぐ引いて真っすぐ出すストロークに向いています。

また、フェース面が斜め上、ヘッドのトウ側が斜め下を向くパターはトウヒールバランスです。主にピン型に多い傾向ですが、ヘッドをインサイドに引いてインサイドに振り抜くイントウインの軌道に向いています。

ストレート軌道が向いているヘッドなのに、イントウインの軌道でストロークしたり、イントウインの軌道が向いているのにストレートの軌道でストロークすると、ボールは真っすぐ転がりにくくなります。ボールがラインから外れることが多いと思ったら、まずは自分のパターヘッドがどのタイプなのかを調べ、それに合わせたストロークを行いましょう。もしくは、自分のストロークに合ったパターヘッドを使うことをお勧めします。

シャフトを片手で持ち、フェース面がどこを向くかでどのタイプかチェックしましょう。マレット型はフェース面が上を向き、ピン型はトウ側が斜め下を向く傾向が強いです

マレット型はヘッドを真っすぐ引いて真っすぐ出す打ち方が正解

ピン型はイントウインのストロークが正解

◆100切りを目指す読者モデル・Mamiさんの感想は?

「今まではマレット型なのにイントウインに打っていたので真っすぐ転がらなかったんですね。試しにピン型でイントウインに打ったら真っすぐ転がっていったので驚きです」

◆下りのラインこそ必ず仮想のカップをイメージしましょう

下りのラインを大きくオーバーし、返しをショートして3パットというパターンをよく見かけます。下りのラインを大きくオーバーさえしなければ、3パットすることもなかったはずです。今回、アマチュアの方に6メートルの下りラインをストロークしてもらったところ、3メートルほどオーバーしました。本人には下りラインの意識があったもののカップインさせようと思い、インパクトでパンチを入れてしまったことが、カップを大きくオーバーした原因と思われます。

もしもカップの1クラブぐらい手前に仮想のカップをイメージし、そこに入れる意識があれば、それほどオーバーしなかったでしょう。

また、どうしてもインパクトでパンチが入ってしまう人は、テークバックしたらフォローでヘッドを目標に向かって出すことだけを考えましょう。意識が“インパクトからヘッドを目標に向かって動かすこと”に移ると、ボールを強くヒットしにくくなります。インパクトでボールを打つというより、ストローク中にボールに触れるという感覚を持つといいでしょう。
逆に、インパクトに意識が向いているうちは、テークバックを小さくしても強くヒットするので要注意です。

下りのラインでは1クラブぐらい手前に仮想のカップをイメージしましょう

下りのラインではインパクトよりもフォローでヘッドを目標に向かって出すことを意識する

◆100切りを目指す読者モデル・Remiさんの感想は?

「今まで何となく打っていたのが分かりました。仮想のカップをイメージすることでカップに寄るようになりました」

教えてくれたのは…石坂翔子プロ(ダンロップスポーツマーケティング)

1995年生まれ、東京都出身。JLPGAティーチングプロフェッショナルA級。ダンロップクラブドクターとしても活躍中。ゴルフ好きの両親に勧められて、小学生の頃からクラブを握る。高校は名門、杉並学院に入学しゴルフ部に所属。大学でもゴルフを続け、2017年にダンロップスポーツマーケティングに入社。

コンスタントに100切りを目指す読者モデル/mamiさん、Remiさん

mamiさん〈ゴルフ歴2年、ベストスコア97(100切りを1度だけ!)、平均スコア105〉、Remiさん〈ゴルフ歴:1年3ヶ月、ベストスコア100(しかも2回!)、平均スコア107〉

mamiさん、石坂プロ、Remiさん

撮影/村上悦子 取材・文/山西英希 撮影協力/アクアラインゴルフクラブ【アコーディア・ゴルフ】

The post 自分のストロークに合ったタイプのパターを使うことがパット上手への近道です!【石坂翔子プロが、最短“100切り”のコツ教えます!】 first appeared on Regina(レジーナ).

元記事で読む
の記事をもっとみる