「隣の部屋が臭いんです！」不動産屋にかかってきたクレーム電話。客からの“要求”に「は？」

賃貸不動産を扱うコールセンターには、住民からさまざまな電話がかかってきます。その中には限度を超えた要求もあるようで…。

さすがに無理な注文

コールセンターで働くオペレーターが受けた1本の電話。かけてきた女性は賃貸住宅の契約者で、隣の部屋がとっても臭いと言います。よくあるベランダのゴミ問題かと思いながら話を聞いてみると、なんと臭いというのは柔軟剤のこと！

換気扇から漂ってくることを理由に、「柔軟剤を使うのをやめさせて！」「欠陥住宅なんじゃない？」「換気扇を替えなさいよ！」と要求はエスカレートしていきます…。見かねた上司が応対を代わってくれたため、やっとクレーム電話から解放されました。

しかし、後日営業担当が現地調査に行ったところ、そもそも柔軟剤が臭うという事実はないと判明！度の過ぎたクレーマーだったという結論に、思わず「私の苦労は何だったの！」と叫んでしまうのでした。

香りの好みは人それぞれですが、香害という言葉もあるほど、香りに反応して症状が出てしまう人も実際にいるよう。クレーマーとの見分け方は、度が過ぎた要求をしてくるかどうかなのかもしれませんね…。

作画：みきアカリ（@mikiakarij）

※本記事は媒体独自に募集した体験談を元に構成しています。