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「バッケ」って何? タイマグラの住人が教える「森の恵み」の味わい

  • 2023.9.6
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2023年9月20日、岩手県の早池峰山麓にある集落「タイマグラ」で暮らす安部智穂さんの料理本『森の恵みレシピ 春・夏・秋・冬』(婦人之友社)が発売される。森の恵みを生かした保存食やアレンジレシピ・スイーツなど90品が掲載された1冊だ。

「タイマグラ」とはアイヌ語で、「森の奥へと続く道」という意味があるという。本書では、タイマグラで採れるわらびやきのこなど、約40種の素材から生まれる季節の料理を紹介している。

■第1章 春

春の陽射しに誘われて山菜が顔出す季節。岩手では、「ふきのとう」のことを「バッケ」と呼ぶそうだ。

■第2章 夏

夏にはぐんぐん野菜が成長する。安部さんは、毎日ヘトヘトになるまで畑仕事や森仕事に取り組む。

■第3章 秋

秋の森を歩けば自然の慈愛に包まれるようだ。紅葉や木の実も森からの贈り物。

■第4章 冬

凍てつくような森の冬では、朝に薪ストーブに火をつける。暮らしにシンプルさを取り戻すような季節だ。

実際に森で暮らしている安倍さんが贈る、森の恵みを味わうレシピ。じっくり手をかける必要があるが、それだけ豊かな時間を過ごせそうだ。

■安部智穂さんプロフィール

あべ・ちほ/森の暮らし案内人。1994年に岩手県のタイマグラ集落に移住。山菜や木の実を採り、野菜を育てて保存食や発酵食にするほか、草木染や籠づくりなど、手仕事を大切にして暮らす。

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