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「安心しない方がいい」店長から聞いた一言に衝撃を隠せない夫|三男が学校で初めて泣いた

  • 2023.9.5

この漫画は、安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの三男のケイ君が、クラスの女子たちのいざこざに巻き込まれ、Sさんに意地悪をしているとS家から誤解されてしまったでき事について描かれます。誤解を解いてこの件を解決するべく、ふくこさんはS家の情報を集める中で、Sさんの兄がヤングケアラーだった過去が浮上。またふくこさんの宅の近所で、Sさんの兄がアルバイトをしていることを知ったふくこさんの夫は、バイト先の店に行ったのでした。『三男が学校で初めて泣いた』第28話をご覧ください。

S兄が、靴屋でのアルバイトを辞めていたと聞いて安心したのも束の間、まさか店長さんの口から「警察」というワードが出るとは思いませんでした。

店長さんからはS兄を擁護する表現がなかったということは、勤務態度もあまりよくなかったのかもしれません。店長さんの推測やふくこさんがどこに電話をかけるのか、気になることがたくさんな展開です。

「子どもの糧になる解決」のために親ができることを考えよう

小学校で同じクラスの女の子に対し、いじわるをしたと決めつけられ、トラブルに巻き込まれたケイくん。話を聞くうちに、相手の子の親・兄までが、ふくこさんの知らないところでケイくんを呼び出して責めていたことが判明します。

世の中に色んな考えを持つ人がいて、同じ年の子を持つ親同士でさえ、子どものトラブルへの対応スタンスが違いますよね。さらに子どもの特性、家庭環境、子ども同士の関係性など多くの要素が混じり合い、スムーズに解決とはいかないことも。

もしわが子がトラブルの当事者になったとき、まずできることは、子どもの話をしっかり聞くこと。そして漫画からわかることは、いきなり相手を責めず、学校に確認を取ることも重要だということです。一方の話だけでは、見えていない背景がありますよね。

子どもを守りたいという親の気持ちが、余計にトラブルを複雑にし、本質を見えにくくするのは残念なことです。一方的な主張をしたり、親の立場を守ったりすることよりも、子どもたちにとって良い解決策を見出す姿勢を持つことが大切ですよね。起きてしまったことは受け止め、その上でわが子も相手の子も成長できるようなサポートをすることが、親ができることなのではないでしょうか。

著者:ume

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