「私の車がぁぁぁ！！（泣）」台風で【お隣のテレビアンテナが愛車を直撃】→ 事情を話したが？

仲良くしているご近所さんがいても、なにかをきっかけに不仲になってしまうということもあります。今回は、私の友人がある大型台風をきっかけにお隣とトラブルになってしまった……というお話をご紹介します。

我が家は小学生の息子2人と夫の4人家族。お隣には中学生のお子さんと年配のご夫婦が住んでいて、うちの子供たちも小さい頃はよく遊んでもらっていました。旅行すればお土産を渡したりするなど、ずっと交流は続いていました。

ある年、大型の台風がやってくるということで街は大騒ぎになりました。飛ばされそうなものは片付けたり植木や自転車を避難させるなど、最悪の事態に備えて総出で警戒していました。

その日は、夜中じゅうひどい風や雨で寝れない夜を過ごしました。朝になって外に出てみると、5軒以上はなれた家のベランダのトタン屋根が家の前に飛んでいたり、酷いお宅では壁に木材が刺さっていたりと被害が出ていました。

周辺の確認が終わり、いざ我が家を見てみると、車の横にテレビアンテナが落ちていました。このあたりの家は、ほとんどがテレビアンテナを外してケーブルテレビに切り替えが済んでいました。

屋根にアンテナが立っていたのを覚えていたので、すぐにお隣のものだとわかりました。夫とアンテナを持ってお隣へ伺いました。

落ちてましたよとアンテナを渡すと、「アンテナ？うちのかなぁ？でもまぁ、ありがとうね。それにしても、台風すごかったよね～」といった軽いノリで受け取り、謝罪はありませんでした。

「一応こっちの敷地に飛んできてたんだから、ごめんねくらいあっても……」とは思いましたが、車も見た感じ傷もなさそうだし……とモヤモヤしながら帰りました。

それから数日後、車の天井部分に思いっきり傷がついているのを発見したんです。明らかに隣のアンテナが落ちてきた時のものだったので、これはいかんと話し合いに行ったのですが……。

「今さら言われても～、証拠もないのに～、前からあったんじゃないの～？そんなお金ないし～、保険？入ってないよ～」とのらりくらりとかわされ、お隣だしこじれたらいやだと思ったので、
なくなく自腹で修理しました。

その後、誰かに聞いてほしくなってご近所のママ友に話したんですが、そこでとんでもない話を聞くことに。なんと、私が言いがかりをつけてきてお金をだまし取ろうとしてきたと、お隣さんが仲の良いご近所に触れまわっていたというんです。

本当にアンテナの傷かと言われたら証拠はありませんでしたが、幸いなことにこちらの動きを知っていた自治会の人がたしなめてくれたようです。
あまりの自分勝手さにびっくりしてしまい、それ以降は一切関わりを持たないようにしています。

ltnライター：karira