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「指の周りの固いところ爪切りで切ったらダメですか?」絶対止めて欲しい理由3つ

  • 2016.1.1
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皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。

指の周りって固くなったりしますよね?その原因は「そこがあたるから」。スマホをいじる指やペンがあたる場所、爪が伸びてあたる場所などは、指周りに角質がついてカチコチに固くなります。気になっていじっているとささくれてしまったりして、ついつい爪切りで切ってしまったり、引っ張ってちぎってしまったりしていませんか?

それをやってしまうと、尚更に皮膚がガタガタになってしまって、ガサガサ固い指になってしまいます。「爪切りで切ってもいいですか?」と聞かれたら、答えは絶対に「NO!」。

じゃあ、どうすればいいの指周りの角質。ということで、今回は、指周りの気になるガサガサについてお伝えします。今夜まさに爪切りで切ってしまおうと思っていた方は切らずに読んでみてくださいね。

■◇切れば切る程に固くなるのです。

爪が生えてくる時あたる場所は自分ではどうすることもできませんが、スマホをいじる指やペンを持つ箇所などは変えることができます。一部だけがあたるからこそ固くなる指周りなので、気になる場合はあたる場所を変えてみると改善されることも。固くなったから切る→皮膚が急に薄くなる→薄い皮膚にまたあたる→どんどん固くなるという悪循環から抜け出す為にも、むやみに角質を切り落とすことは控えたほうが良いのです。

■◇ガタガタだから固くなる

指周りの固い箇所、ネイリストがケアをするとつるっと真っ平になって気持ちいいのですが、爪切りやハサミで切るとガサガサが増して余計に気になってしまう場所になってしまいます。ガサガサが気になっていじると、更にガサガサに固くなっていく悪循環・・・

でも、気になりますよね。ガサガサ。ネイリストが使うキューティクルニッパーは、常に皮膚に同じ高さであたるように使われていて、高低差をつくらないようにケアをしています。対して、普通の爪切りやハサミでガサガサを切る時に「周りの皮膚と同じ高さで」なんて難しいことこの上なし。結果、ガタガタができて気になっていじってしまい、さらにガサガサになるわけです。

どうしても気になる固い部分がある方は、ネイルファイルで一定の高さになるように磨いてみましょう。ハサミや爪切りだからガタガタになりますが、ネイルファイルなら平らに磨くことができます。

■◇キレイにしたならキレイを維持しよう

ネイルサロンでキレイにしてもらったり、自分で磨いたりしてつるつるになった指周りは、余計な角質が付いていない状態です。皮膚が柔らかくなっているので、そのままいつも通りに過ごしてしまったら、また角質がついてしまいます。専門の道具で滑らかにしても放っておいたらガサガサになるくらいですから、爪切りやハサミなど切れない刃物で切る皮膚はもっとガサガサに。特に冬は乾燥の季節で、カカトやヒジもガサガサになる季節。一度キレイになったなら、しっかり保湿してキレイを維持できるようにしましょう。

■◇おわりに

どうしてもひっかかるささくれなどは、爪切りでカットしないと出血してしまう場合もあるのですが、基本的に皮膚の角質部分を爪切りやハサミで切るのは絶対止めて欲しいことベスト5に入ります。ガタガタになってしまった皮膚をもう一度平らにするのもなかなか大変。皮膚を剥きまくってトラブルの原因になる場合もありますので、指周りの固さが気になるようならネイルサロンでキレイにしてもらうのが一番安心です。(川上あいこ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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