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「バツイチを彼に隠してます…」32歳女性がカミングアウトすべき「一番良いタイミング」

  • 2023.9.4

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、自身がバツイチだということを隠したまま、同じ歳の男性と結婚を前提に交際をスタートさせた32歳女性。佑雪さんがカミングアウトするべき絶好のタイミングを教えてくれます!

お悩み:「今の彼に、バツイチって打ち明けるべき?」

【クラブ佑雪】vol. 310

最近、アプリで出会った同い年の男性といい雰囲気になっています。というか、2回目に会ったときに「結婚前提で付き合ってほしい」と言われ、そのまま彼の家にお泊まり。それ以来、2回デートを重ねています。顔や雰囲気が好みで、もともとの条件もいいうえ、カラダの相性もよかったので、このまま本当に結婚できたらいいなと思っています。

ただ、彼にはまだ、20代のときに結婚して離婚したことは言ってません。子どももいないので、言う必要はないかなと思うのですが、友人から「関係が深くなる前に早めに言うべき」と説教されています。自分としても、いつかは、と思うものの、今、このタイミングで言って彼の気持ちが離れていかないか心配です。いい人だと思うだけに、嫌われたくない自分がいます。どうしたらいいか教えてください。

(昼寝大好き 32歳バツイチ 派遣社員)

「打ち明けるタイミングが大事」

うーん、難しいところですね〜。恋愛って、お相手への思いやりが必要なのは当たり前。でも、それ以上に自分が幸せになるにはどうしたらいいかってことを、真剣に考えていただきたいと、わたくしは思っています。つまり、幸せになるためなら、きれいごとだけでは生きていけない。少々、身勝手でもいいんじゃないですか? って思ってるんです。

理想はバツイチであることを知っても、それでも「君が好きだから結婚したい」って彼が言ってくれること。でも、ご相談者さまが恐れるように、現実ってそうじゃなかったりします。人によっては「バツイチはちょっと…」っていう人だっているかもしれません。

「バツイチはイヤっていう人なんて、こっちから願い下げじゃない?」って、確かにそれはそうなんですが、「願い下げ!」って言い切れるほど、人間、強くなかったりもします。せっかくのご縁をなんとかつなげたいと思うのが、人情ってもの。幸せになるチャンスがあるなら、リスクは犯したくないのは、当然のことではないでしょうか。

でもね、結婚しようかってお相手に対して、そんな秘密を抱えていること自体が、すでにリスク。絶対に結婚前にお知らせしなくてはならない案件です。となれば、あとはどこでぶつけるかっていうことが問題。リスクを最小限に抑えられるよう、いつ、どこで、どのように打ち明けるのかというとについて、あらゆる可能性を吟味し、“勝てる”作戦を練らなくてはなりません。

恋愛において、“勝つ”とは、お相手を自分の魅力でメロメロにして、「君を失いたくない。君を失うくらいなら、なんでもする!」という状態にお相手を陥れることです。で、うかがいたいのですが、今、彼はそのような状態ですか? もし、違うなら、バツイチであることを打ち明けるのは今じゃないということです。負け戦になる可能性が少しでも残っているなら、むざむざ、作戦を仕掛けることはありません。

というわけで、“勝てる”確信がもてるまで、言う必要はないと思います。そして、確信をもって告白したのに、彼にどん引きされたなら、「だって、あなたを失いたくなかったから」と強く訴えましょう。だって、本当のことですからね! それでダメになったとしたら、ご縁がなかったというだけのこと。そのくらいのつもりで、幸せを掴みにいかれてはいかがでしょう?

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藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。

©SrdjanPav/Gettyimages

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子

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