1. トップ
  2. レシピ
  3. ブロッコリーの新芽で若返る!?やみつき&意外な食べ方3つ

ブロッコリーの新芽で若返る!?やみつき&意外な食べ方3つ

  • 2023.9.4

エイジングケア効果が高いといわれている、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」。思わず箸が進んでしまう簡単なレシピがあれば、より美味しくいただけそうですね。

管理栄養士の筆者が、ブロッコリースプラウトの栄養素と、やみつきになる食べ方をご紹介します。

■ブロッコリースプラウトの効果効能

一般的に栄養価が高いとされるスプラウト類の中でも、ブロッコリースプラウトは特に多くの栄養素を含んでいる食材です。「βカロテン」や「ビタミンC」をはじめ、「カルシウム」「葉酸」「食物繊維」などが含まれています。

さらに、ブロッコリースプラウトに特に豊富とされている「スルフォラファン」は、辛味成分であると同時に、強い抗酸化作用を持っています。体内で活性酸素が過剰になると、細胞がダメージを受けて老化につながりますが、活性酸素の除去に役立つ栄養素です。

また、スルフォラファンは抗酸化に役立つ「酵素」の生成を促すため、活性酸素から細胞を守ったり、若々しさの維持をサポートしたりします。

■トッピングだけじゃない!ブロッコリースプラウトの美味しい食べ方3つ

(1)タコ&オリーブオイルでソテーに

料理の脇役としてトッピングに使うことが多いブロッコリースプラウト。実は、油で炒めて食べるのもおすすめです。

ブロッコリースプラウトに豊富な「βカロテン」は脂溶性のため、油で調理すると効率良くβカロテンを吸収することができます。

特におすすめなのが、「タコとブロッコリースプラウトのガーリックソテー」です。

タコには抗酸化作用がある「ビタミンE」や、血行を促進する「ナイアシン」が含まれていて、ブロッコリースプラウトと一緒に摂ることで、さらにエイジングケア効果を高めることができます。

作り方

茹でたタコとブロッコリースプラウトを、オリーブオイルを敷いたフライパンで炒め、ガーリック・塩・こしょうで味付けをしましょう。手軽に作ることができて、お酒にも合う一品に仕上がりますよ。

(2)ナッツ&サーモンと一緒に、メインサラダに

ナッツ類やサーモンと組み合わせても、やみつきな一品になります。ナッツ類のなかでも特に多くの「ビタミンE」を含むアーモンドは、エイジングケア効果が期待できる食材です。

さらに、サーモンには「アスタキサンチン」が含まれており、強い抗酸化作用を持っています。その抗酸化力はビタミンEの約500~1000倍といわれていて、エイジングケア効果抜群のサラダになりそうですね。

作り方

サーモン、ブロッコリースプラウト、砕いたローストアーモンドを盛り付けて、レモン汁・オリーブオイル・塩・こしょうで味付けをしましょう。食べごたえのあるメインサラダに仕上がります。

(3)白和えに

意外ですが、ブロッコリースプラウトの白和えもおすすめしたい食べ方です。ブロッコリースプラウトと豆腐に含まれる「カルシウム」は、骨の健康が気になる40・50代女性が特に摂りたい栄養素です。

さらに、豆腐は「大豆イソフラボン」が豊富なため、抗酸化作用によるエイジングケアや、女性の健康維持にも役立ちます。

作り方

水切りをした豆腐をつぶして、ブロッコリースプラウトを混ぜ、醤油・砂糖・みそ・すりごまで味付けをしましょう。

ブロッコリースプラウト以外に、カニカマやちくわなどの「タンパク質」を含む食材をプラスすると◎。食べごたえが出るうえ、魚介類の旨みをプラスして、何度でも食べたくなる白和えに仕上がります。

カッテージチーズをプラスすれば洋風な白和えになり、チーズのタンパク質やカルシウムも摂ることができますよ。

料理の脇役に使われることが多い「ブロッコリースプラウト」ですが、さまざまなアレンジを楽しむことができる食材です。ご紹介した食べ方を活用して、エイジングケア効果を高めながら美味しく食べてみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

元記事で読む
の記事をもっとみる