【浦和】ラーメン1杯580円。地域を80年近く見守る町中華『甲州屋（こうしゅうや）』

浦和駅から昼間の県庁通りをぶらぶらしていると、列がついているお店を発見。"町中華"の文字が興味をそそります。埼玉版ラーメンウォーカーにも掲載されたという『甲州屋（こうしゅうや）』。並んで5分もすればお店に入ることができました！

歴史を感じる店内は、男女関係なく1人来店のお客さんも多く入りやすい雰囲気です。キープボトルが棚に並び、夜も賑わっていることを思わせます。

日高昆布、国産乾燥しいたけ、干しエビなどを2日間熟成して作る秘伝のラーメンタレは、昭和22年の創業から継ぎ足して守ってきたもの。それに合わせるのは、大山鶏を10時間以上煮込んだ鶏ガラスープ。こだわりを感じるラーメンは、ぜひ食べたい一品です。それでいて580円という価格もお財布に優しいですね♪

この日はお腹が空いていたのもあり、ラーメンと半チャーハンのセット（900円）を注文。こちらのセットは人気のようで、多くの人が頼んでいました。他にも定食、餃子など、興味をそそるメニューがありましたが、それはまた今度いただくとしましょう。

オーダーすると10分もしないうちに料理が到着！町中華というと、濃い醤油ラーメンのイメージでしたが、こちらは透明度が高めのスープ。キリッとした塩味が効いています。

セットの半チャーハンは、優しくシンプルな味わいで食が進みます。刻んだナルトが入っているところに、町中華の趣を感じますね。まだまだ暑い気候の中、メリハリのある味が沁みました！

サッとお会計を済ませて店の外に出ると、気持ちの良い満腹感。地域を見守ってきたこちらのお店には、これからも長く地域の人々のお腹を満たしていただきたいものですね。