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神崎 恵さん×キラキラメイク。「大人は目元に1点投入がちょうどいい」

  • 2023.9.4
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ラメコスメ復活が今シーズンのメイクトレンド入りを果たしたが、神崎さんの心を鷲掴みにしたのは、キラキラ超えの『ギラギラ』ラメ。子供っぽくならず大人を輝かす、夏の日差しを味方にするキラキラメイクは必見です。

神崎恵 キラキラメイク
出典元:MAQUIA ONLINE

神崎 恵の恋させる瞬間 美容劇場きゅん♡を誘う女になる

神崎 恵さん×キラキラメイク。「大人は目元に1点投入がちょうどいい」_2
出典元:MAQUIA ONLINE

1975年生まれ。美容家であり、3人の息子をもつ母。美容誌をはじめ、各女性誌で連載をもつ他、コスメブランドのアドバイザーを務め、 女性を美しく導く製品の開発、プロデュースを行っている。書籍の累計発行部数は166万部を超え、最新著書『美を育てる』(幻冬舎)が発売になり、話題に。

Scene 大人のキラキラメイク

神崎恵さん
出典元:MAQUIA ONLINE
大胆に潔く! きらめきコスメは、目元に1点投入がちょうどいい

ピンクにリボン、フリルにロングヘア。好きなものや楽しみたいものが、「若作り」と言われるようになるのはいつくらいからだろう。10代や20代、つま先立ちをするように大人っぽさに手を伸ばしても、それほど突かれることはないのに、その反対は、辛辣な言葉と共にずかずかと踏み込まれる。そんなひとや言葉を目の当たりにするたびに、たくさんのものやことに、自らボーダーラインを引くクセがついてしまっているような気がする。「これは若い子のもの、わたしにはもう似合わないもの」だと。

確かに、膝がしっかりと見える丈のスカートは、年齢を重ねた大人の脚から浮くようになるし、ふわふわとやわらかに波打つフリルは、少し緩んだフェイスラインをよりやわらかく見せることはある。若い肌や体の質感やラインにはぴたりときても、年齢と共に歪みが生まれるのも確かだ。でも、だからこそ、大人になっても、その甘さやかわいさ、ときめきを使いこなしている姿を見ると「かっこいいね‼ 最高だよ」と思う。諦めず、怯まず、ビビらず、自分の好きなもの、ときめくものを手に取り、使い慣らし楽しんでいる姿は爽快。わたしもそんな余裕のある粋な大人でいたいものだと痛感する。

最近、わたしがときめいたものでいえば、キラキラを通り越し、ギラギラと表現するほうがぴたりとくるくらいのきらめきアイカラー。10代、20代のころかなり使い込んでいた、大粒グリッター入りのマスカラやアイカラーが懐かしく思い出される。とにかく、ギランギラン。ただ、そこには凄まじい透明感も相まって、目にした瞬間、条件反射でときめいた。「これ、使いたい! 絶対に!」と思ったほど。キラキラグリッターもピンクもフリルもリボンも、なんだって要は使い方。大人の使い方で美しく纏えばいい……それだけのこと。ひとつも諦める必要なんてないんだ。

今なら、潔くガツンと上まぶたに敷き詰める。目頭だけ。目尻だけ。下まぶただけ。なんてかわいい使い方はせず、がっつりと潔くギラギラを盛りつける。圧さえも個性や美しさに変換できる大人の楽しみ方。合わせるチークやリップ、髪はやわらかくしギラギラを透明感に寄せ、デニムで余裕を加えれば、この圧倒的なきらめきに勝る存在感が完成する。いくつになってもキレイに遊び心を、そんな大人が最強にチャーミングだと思う。

Makeup
出典元:MAQUIA ONLINE

カラーレスなまぶたに、遊びを感じるラメをポイントのせ若い子のキラキラメイクと一線を画したいから、ベーシックなベージュシャドウの上に大粒ラメをオン。二重幅だけにミニマムにのせることで、大人の余裕や遊びを感じさせる仕上がりに。チークは頬骨あたりから逆三角形を描くように、ブラシでふんわりなじませて高揚感を表現。

a ギャルズ コスメティックス アゲ盛れグリッター 03 ¥1540/かならぼ b ザ ブラッシュ パール 103P ¥3300/アディクション ビューティ(限定色)
出典元:MAQUIA ONLINE

a 大人が使いやすい、ブロンズ×シルバーの大粒ラメ入りのグリッターシャドウ。きらめき感も肌への密着度もパーフェクト。ギャルズ コスメティックス アゲ盛れグリッター 03 ¥1540/かならぼ b 繊細なパール感と青みピンクで透明感が一気に上昇。ザ ブラッシュ パール 103P ¥3300/アディクション ビューティ(限定色)

Hair
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軽さとニュアンスのあるエアリーカールヘアメイクに重さと存在感があるので、ヘアスタイルは軽さとやわらかさを重視。強めのカールではなく、髪全体が大きく波うつようなゆるめカールに。また、髪のツヤ感も死守して、品良く仕上げて。

Fashion
出典元:MAQUIA ONLINE

大人の余裕を感じる定番カジュアル服との相性抜群シンプルなデニム、やわらかな質感のブラウンのカーディガン。こんな日常の延長に、このギラギララメシャドウをミニマムにプラスするのが今の気分。大粒ラメを目立たせたいから、主張する色は封印。

MAQUIA 10月号
モデル・メイク・文/神崎 恵 撮影/魵澤和之〈まきうらオフィス〉 ヘア/赤羽麻希〈joemi by Un ami〉 スタイリスト/松島 茜〈io〉 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

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