見た目カンケーない令和の「ギャル」像。クヨクヨしがちな人は、マネしてみて。

「2022年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」（マイナビティーンズラボ調べ）で、コト部門2位に「ギャルピース」、モノ部門1位に「ルーズソックス」が入るなど、今若い世代を中心に「ギャル」ブームがリバイバルしている。

2019年にギャル雑誌『egg』を復刊させた元編集長の赤荻瞳さんによると、令和に注目されているのが「ギャルマインド」。外見よりも、「ギャルみたいにポジティブになりたい」という内面への憧れを抱いている人が多いそうだ。

ギャルマインドを身につけてハッピーに生きる方法を説く赤荻さんの著書『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』（SDP）が、2023年8月4日に発売され、話題となっている。

赤荻さんいわく、令和のギャルは「見た目も、性別も、年齢も一切関係ない」「マインドがギャルならみんなギャル」。老若男女誰でも、ギャルマインドを手に入れれば「強くなれる」「自分を好きになれる」「毎日が楽しくなる」そうだ。

ただし、なかなか自信を持てずにいる人がいきなりギャルを目指すのはハードルが高い。そこで赤荻さんは、「心の中にギャルを飼う」ことをすすめている。悩んだ時に、心の中のギャルを呼び出して「なんとかなるっしょ！」と励ましてもらうのだ。

本書では、以下の「天下無敵のギャルマインド7箇条」が紹介されている。

1. 見た目は一切カンケーない
2. 一生自分が主人公
3. 自分の「好き」を貫き倒す
4. 自分をチアって、自分をアゲる
5. 好きなのはいつも「今の自分」
6. だれもがみんなナンバーワン
7. 自己ちゅーよりも「仲間ちゅー」

このほか、「ワンチャンいけんじゃね？」「逆に○○じゃない？」といったギャルワードや、「コミュ力よりも大事なハグ力」「反対されたら『ワンチャン』ある証拠」などの考え方が紹介されている。どれも気分がラクになって、前向きになれるアドバイスばかりだ。普段クヨクヨしがちな人に手に取ってほしい一冊。

【目次】
第1章 天下無敵のギャルマインド7箇条
第2章 自己肯定感を上げる魔法のギャルワード
第3章 その常識、まじでありえないんですけど
第4章 人間関係はギャルに学べ！
第5章 仕事をやり抜くギャルパワー

■赤荻瞳さんプロフィール

あかおぎ・ひとみ／1996年生まれ、埼玉県出身。高校卒業後に広告代理店に就職。その後、2018年に『egg』ウェブ版編集⻑に就任。2019年5月1日には紙媒体を復活させる。10月に第2号を発行し、その他「eggちゃんねる」「eggプロレス」「エグハ」 (egg版恋愛リアリティーショー)など多岐にわたるコンテンツを手掛ける。2022年3月に編集⻑を引退。現在は、モデルキャスティングや広告事業を行う株式会社MRAの代表取締役社⻑として活動中。また、2023年4月に開校した渋谷女子インターナショナルスクールの校⻑に就任。