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「メシ作れば?」久々に友人と再会できた妻の楽しい時間は、夫の発言で台無しに<腐ママのヒミツ>

  • 2023.9.4
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幼い娘がいるつむぎさんには、夫には言えないヒミツがありました。それは「BL(ボーイズラブ=男性同士の恋愛を描いた作品)漫画」を読むこと! しかし、非オタ(オタクではない)の夫に嫌われたくなかったつむぎさんは、結婚を機に大好きだったBL漫画を封印することに……。ところが、日ごろのストレスも相まってか、次第につむぎさんのBL熱が再燃。そして、結婚前はやさしかった夫は、今では「妻は家事をやって当たり前」とモラハラ気味になっていました。

夫を怒らせたかも!?急いで帰らなきゃ……

ある日、私は娘を夫に預け、久しぶりに大学時代の友人たちとごはんへ。

久々に友人と過ごす楽しいひとときに、思わず時間を忘れて楽しむ私。

帰り際には、つむぎさんは広告代理店に勤める友人からイラストを描く仕事をしてみないかと誘われました。

つむぎさんは小さい娘がいるからと一度はためらいますが、ママでもできると聞いてやってみたい気持ちが芽生えます。

しかし、友人と別れスマホを確認すると夫から大量の着信が。

慌てて夫に電話を掛け直すと、「早くかえってこい!」と一喝。

私は自宅まで走って帰ると……。

つむぎさんが恐る恐る玄関に入ると、そこには怒った夫の姿が。

「カラオケ? いい気なもんだな」そのひと言を皮切りに、夫は友人と遊んできたつむぎさんがまるで悪者かのように責め立てます。半日娘を預けたことについて嫌味を言う夫に、つむぎさんは働きたいと言い出せるはずがないと、ひっそり涙を流すのでした。

翌朝、夫は共働きの同僚のことを話題にし、「家を守るのが女の仕事だろ」と母親が働くことを批判します。しかし子どもが大きくなったら母親も働くべきと、人の人生を都合よく考える夫につむぎさんはもやもやが拭えません……。

普段から家事も育児も妻がやって当然という夫の言動に、つむぎさんは「私だって働きたい」と思いが募っていくのでした……。

子どもを持つ母親が働きたいと思っても、面接に連れていくわけにもいかず、なかなか思い通りにいかないことが多いのが現実ですよね。だからこそ夫の理解が必要なのですが、つむぎさんの夫に理解してもらうにはまだまだ時間がかかりそうです。

仕事も家事も、本来どちらもそれぞれに大変なこともあれば、やりがいもあるはず。専業主婦だからと一方的に見下すのではなく、夫婦それぞれが思いやって生活を営むことが大切なのではないでしょうか。

つむぎさんが趣味も仕事も子育ても、いきいきと楽しめる日が来るのを願うばかりですね。


著者:マンガ家・イラストレーター モリコヨリ

イラストレーター、漫画家。2児の母。書籍等で漫画、イラストを執筆している。コミカルからシリアスまで画風は幅広い。趣味は雑貨店巡りや神社仏閣巡り。『秋田県民の謎』(KADOKAWA)では、あるある4コマ漫画を執筆。

ベビーカレンダー編集部

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