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「未熟な子どもの意見は証言にならない」学童からの衝撃発言。我慢できなくなった母は<学童トラブル>

  • 2023.9.2

赤井さんは夫と娘の3人家族。民間学童保育に通う娘が小学3年生のときのお話です。ある日、学童から帰宅した娘が、泣きだし、大切なメモ帳がぐちゃぐちゃになってしまったと言いました。娘の友だちのミノリちゃんが赤井さんの家に遊びにきたときのこと。ミノリちゃんが突然、トラブル解決の糸口になるような発言をします。ミノリちゃんは、娘のメモ帳が壊される一部始終を目の当たりにしており、その犯人はホウサクくんとナエコさんというきょうだいだったと言うのです。深刻な事態だと考えた赤井さんは、翌日学童で面談の場を設けてもらったのですが、代表取締役の畑山さんからこれ以上トラブルを長引かせることはできないと言われてしまいます。

娘の気持ちを考えず、一方的に話を終わらせようとすることにモヤモヤとした赤井さんは、畑山さんにミノリちゃんの証言を伝えます。しかし、証拠としての扱いはできないと言い張る畑山さん。赤井さんは居ても立っても居られなくなってしまい……。

もう我慢できない…!勇気ある母の行動

トラブルを一方的に終わらせようとする畑山さんにミノリちゃんの証言を伝えた赤井さん。

しかし畑山さんから……。

「まだ未熟な子どもの意見は証言にならない」と言われてしまいます。

さらに畑山さんは、複雑に思うかもしれないが納得してほしいと話を続けます。

最初は黙って話を聞いていた赤井さんでしたが、ついに我慢の限界に。

赤井さんは、娘の気持ちはおいてけぼりになっている、娘だけが我慢するだけの解決は望まないと必死に伝えます。

すると赤井さんの強い思いが伝わったのか、面談の場へ娘を呼び話を聞いてもらえることになりました。

◇ ◇ ◇

トラブルで一番つらい思いをしているのは娘さん。大人だけの話し合いで一方的に話を終わらせようとするのはトラブルの根本的な解決にはなっていないのではないでしょうか。赤井さんが勇気を出して思いを伝えたことで、再度娘さんにも話を聞いてもらえることになってよかったですね。娘さんが自分の気持ちを畑山さんにきちんと伝えられるよう、みんなで一緒に状況を整理しながら丁寧に話し合っていけるとよいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 赤井ふみ

ベビーカレンダー編集部

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