1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「よく許せるね」友人にびっくりされた私たち夫婦のお金に対する価値観とは?

「よく許せるね」友人にびっくりされた私たち夫婦のお金に対する価値観とは?

  • 2023.9.2

ある日、友人に夫の趣味やお金の使い方について話していた私。すると、話を聞いた友人から「よく許せるよね」 と言われてしまって……。

ランニングにハマった夫

夫は最近走ることにハマッています。ただランニングをするだけでなく、時にはマラソン大会に出場することも。10km、ハーフマラソン、フルマラソンとさまざまな大会に出たり、トレイルマラソンにも挑戦したりしています。

夫が走ることにハマったのは、会社での駅伝大会がきっかけです。会社の同僚たちとみんなで走ったのがとても楽しかったようで、今では「練習してタイムを上げたい」と強い意欲を見せています。

同じく、ランニングが趣味の会社の上司と、一緒に練習をすることも。夫は週に1度、陸上競技場で上司と走り、上司とごはんを食べて帰ってきます。また、上司と走るのとは別に、1人で週に2回ほどランニングをしに出かけています。

夫の出費について友人に話すと…

ある日、私は友人に「夫が上司と週1で外食するんだけど、その出費が生活に地味に響いてつらいんだよね」と漏らしました。すると、友人は「えー、家のこともしないで週1で走りにいってるんだ。大会費も高いんでしょ? よく許せるよね。走るのなんてそこらへんで走れるのに」と言うのです。確かに友だちの言い分はごもっともですし、私に共感してくれてありがたかったのですが、実際の私の考えは少し違いました。

夫はお酒を飲まず、タバコも吸わず、友人と出かけることもめったにありません。趣味であるランニング関連にしかお金を使わないのです。確かに大会に出るためには出場費が必要ですし、トレイルランになるとグッズも買わなければならず、靴代もかかります。しかし、もともと私自身がスポーツ好きのため、マラソンの大会の素晴らしさもわかりますし、なにより夫が誰かと一緒に高め合っている姿を見てかっこいいと思っていました。

つまり、私は夫が趣味であるランニングに費やすお金については特に何も思わず、ただ外食にかかる出費がつらいと感じていただけなのです。

夫婦によって価値基準が違うんだなあ…

夫がランニングのためにお金をかけることについては何も思わず、むしろやりきってほしいという気持ちを抱いていた私。一方の友人は「もし自分の夫が走ってばかりいて、走ることにお金をたくさん使うようなら嫌味を言ってしまう」とのこと。友人の意見を聞き、私は夫婦によってお金に関する価値観は違うのだなと感じました。

私たち夫婦はそういった価値基準が似ているようで、お互いのお金の使い道で喧嘩したことはありません。私がファッション好きなことを知っているため、もし購入が頻繁になったとしても、夫は何も言いません。自分のことをわかってくれている人がそばにいるのは、とても幸せなことだと実感しました。

当たり前ではありますが、夫婦でなくても、物事に対する考え方は人それぞれだと思います。幸いにも、私たち夫婦は共同生活を送る上で「お互いのここが許せない!」と喧嘩に発展したことはないので、同じ価値基準の人に出会えてよかったと心から思います。

著者/松谷 えりな
作画/おはな

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おはな

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる