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価値観が違いすぎて、話し合える気がしない|三男が学校で初めて泣いた

  • 2023.9.1

この漫画は、安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの三男のケイ君が経験した、小学校でのでき事です。小学校で女子たちのいざこざに巻き込まれ、身に覚えのないことでクラスメイトのSさんの兄から呼び出され、責められることに。担任の先生がSさんの母に事情を説明しても、ケイ君の無実を認めようとしません。困ったふくこさんは、ママ友に相談し情報を集めること。そして今まで、ふくこさんが目にしてきた子どもに無頓着なS母の姿に、知り得た情報が裏付けられていくのでした。『三男が学校で初めて泣いた』第24話をご覧ください。

やはりSさんの兄には、妹のことで親のように反応するくらい面倒をみていた過去があったのですね。Sさんの兄に娘を面倒見させるS母の考え方に、すべての問題がありそうです。

価値観が大きく違うことがわかりましたが、一筋縄ではいかない予感がしますね。

「子どもの糧になる解決」のために親ができることを考えよう

小学校で同じクラスの女の子に対し、いじわるをしたと決めつけられ、トラブルに巻き込まれたケイくん。話を聞くうちに、相手の子の親・兄までが、ふくこさんの知らないところでケイくんを呼び出して責めていたことが判明します。

世の中に色んな考えを持つ人がいて、同じ年の子を持つ親同士でさえ、子どものトラブルへの対応スタンスが違いますよね。さらに子どもの特性、家庭環境、子ども同士の関係性など多くの要素が混じり合い、スムーズに解決とはいかないことも。

もしわが子がトラブルの当事者になったとき、まずできることは、子どもの話をしっかり聞くこと。そして漫画からわかることは、いきなり相手を責めず、学校に確認を取ることも重要だということです。一方の話だけでは、見えていない背景がありますよね。

子どもを守りたいという親の気持ちが、余計にトラブルを複雑にし、本質を見えにくくするのは残念なことです。一方的な主張をしたり、親の立場を守ったりすることよりも、子どもたちにとって良い解決策を見出す姿勢を持つことが大切ですよね。起きてしまったことは受け止め、その上でわが子も相手の子も成長できるようなサポートをすることが、親ができることなのではないでしょうか。

著者:ume

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