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人質救出に挑むヒョンビン×ファン・ジョンミン、『極限境界線』日本予告&場面写真解禁

  • 2023.9.2

ファン・ジョンミンとヒョンビン、韓国を代表する俳優の初共演作『極限境界線 救出までの18日間』の日本予告と場面写真が解禁となった。

本作は、2007年にタリバンによって実際に起き、大きな国際問題となった韓国人23名の拉致事件を題材にしている。タリバンは人質と引き換えに、現在刑務所に収監されているタリバンの囚人たちの解放を要求し、それが叶わない場合は、人質を全員処刑すると声明を出すのだった。

与えられた猶予は24時間。韓国外務省の外交官、チョン・ジェホは人質を救出するべく、アフガニスタンの首都カブールに飛び、そこで出会った現地の国家情報院の工作員パク・デシクとともに人質奪還のための救出作戦を練る。しかしアフガニスタン政府の協力は見込めず、情報も錯綜し、刻一刻とタイムリミットが迫る。果たして彼らは、人質の命を救うことができるのか。

人質救出の交渉役として派遣された厳格な外交官チョン・ジェホには、『哭声/コクソン』『ただ悪より救いたまえ』のファン・ジョンミン。本日9月1日に53歳の誕生日を迎え、韓国で権威ある2大映画祭で主演男優賞を2度受賞した名優が、極限状態にあっても諦めない交渉人を存在感たっぷりに演じる。人命を救うためには手段を選ばない現地の工作員パク・デシクには、『愛の不時着』の世界的大ヒットで空前のブームを巻き起こしたヒョンビン。誰も見たことのないワイルドなヒョンビンが、リアルなアクションで大スクリーンを暴れまわるのも見逃せない。さらに、現地の通訳カシムには、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』での先輩弁護士役も記憶に新しいカン・ギヨンが扮し、ずる賢いが憎めないキャラクターで本作にユーモアを与えている。

今回解禁となった予告編では、アフガニスタンで起きたタリバンによる韓国人拉致を受け、韓国政府から派遣されたチョン・ジェホが、外交ルートで救出交渉を続ける様子が確認できる。しかし、そこに現れた現地の事情をよく知る工作員パク・デシクから「引っ込んでろ。俺のやり方でやる」と一蹴され対立することに。

一方、アフガン政府はタリバン側の要求であるタリバンの囚人と韓国人の人質との交換要請に応じず、チョン・ジェホらは手立てなく八方塞がりになってしまう。そこにかかってきた一本の電話。「僕は生きたい どうか助けてください」という人質からの声のあと銃声が響き、事態は急変する。

「テロリストとの交渉など国家の恥だ」という上司を前に、チョン・ジェホとパク・デシクは手を組み「残された方法は1つだ」と大勝負に出る。

監督は『提報者 ~ES細胞捏造事件~』のイム・スルレ。約2カ月に及ぶヨルダンでの撮影を敢行し、広大な砂漠、灼熱の太陽、熱風、聳え立つ岩場など、厳しくも壮大な自然の中、「人命」のために奮闘する二人の姿は圧倒的なリアリティで観る者に迫る。ヒョンビンの身体を張ったアクションにも注目だ。

彼らが最後に挑んだ決死の交渉とは?「あなたはミスを犯した」と交渉相手に迫るファン・ジョンミンの表情が極限状況を物語り、目が離せない予告編となっている。

併せて解禁となった場面写真では、情勢不安定な異国の土地で、ファン・ジョンミン演じるチョン・ジェホとヒョンビン演じるパク・デシクらが人質救出のために奔走する様子が映し出され、緊張感も伝わってくる。初共演となる二人の異なる魅力にも期待が高まる。『モガディシュ 脱出までの14日間』『工作 黒金星と呼ばれた男』など大ヒット作に並ぶ、実話に着想を得た新たな衝撃作は必見だ。

『極限境界線 救出までの18日間』は、10月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開。

監督:イム・スルレ

出演:ファン・ジョンミン『哭声/コクソン』、ヒョンビン『愛の不時着』、カン・ギヨン『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

原題:교섭/英題:The Point Men/109分/韓国/カラー/シネスコ/5.1CHデジタル/字幕翻訳:根本理恵 PG12

配給:ギャガ

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