専業主婦こそクレジットカードを複数持つべき納得の理由！

専業主婦の中には「収入もないし、クレジットカードは1枚で十分」と考える人もいるでしょう。

しかし、専業主婦こそクレジットカードを複数所有して、シーンに応じて使い分けることをおすすめします。なぜでしょうか。

専業主婦がクレジットカードを保有する際の注意点とともに説明します。

無収入の専業主婦でも、クレジットカード会社によっては自分名義のクレジットカードを作成できます。

クレジットカードの審査では、世帯ベースの収入や預貯金で判断されることもあるからです。世帯ベースの収入や預貯金が十分あると判断されれば、無収入の専業主婦でも自分名義のクレジットカードを作成できます。

自分名義のクレジットカードを作成できなかったとしても、配偶者の「家族カード」という形でクレジットカードを保有することも可能です。

クレジットカードによって、ポイント還元率や利用できる優待・特典が異なります。

家計を管理する専業主婦の場合、よりお得に買い物をしたり、優待や特典を利用したりするためには、その時々に合わせてクレジットカードを使い分けるのがおすすめです。

例えば、通常は0.5％還元のクレジットカードでも、提携店舗ではポイント還元が2倍、3倍になるケースもあります。

また、特定の日の利用でポイントアップするクレジットカードもあります。複数のクレジットカードを保有していれば、その時に一番還元率が高いクレジットカードを選んでお得に利用できるのがメリットです。

年会費無料でもさまざまな優待・特典が利用できるクレジットカードもあります。普段はほとんど利用することがなくても、優待・特典を利用するために所有しておくのもおすすめです。

収入がない専業主婦が自分名義のクレジットカードを所有する場合、引き落としの銀行口座は自分名義になります。

そのため、銀行口座に残金がなく、支払期日に支払いができないと延滞になってしまいますので注意しましょう。そのまま支払いを怠れば、信用情報に傷がついてしまいます。

専業主婦こそクレジットカードを厳選し、複数所有して使い分けることが大切です。さまざまなクレジットカードがありますが、自分に合うクレジットカードを選んで使いこなしてくださいね。

文・勝目麻希（ファイナンシャル・プランナー）新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。現在はFPの知識や実務経験を活かして金融系メディアを中心に執筆中