「人を騙して、結婚して満足か？」半分ルールにとり憑かれた夫の本性に、追い詰められた妻は＜半分夫＞

マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。仕事を失い、生活費の半分が払えなくなったマチ子さん。ブン太との話し合いで、半分ルールはもう限界だと口にしました。しかしブン太は、最初から生活費も家事も自分に頼る気だったのかと、マチ子さんに疑いの目を向けて……。

話が通じない！

夫は私がわざと妊娠するよう仕向けたのだと、信じられない発言をしました。

私はそんな夫に気持ち悪さを覚えながらも、本音を打ち明けます。

妊娠判明時、責任をとると言ったブン太。

マチ子さんはその言葉を信じ、つらいときに支え合うのが夫婦ではないのかと伝えます。

しかしブン太は、どんな状況でも自立し、負担を半分にわけ合うのが夫婦だと主張。

生活費が払えないなら、家事はすべてマチ子さんがやるべきだと詰め寄ります。

さらに過去の責任をとるという発言も、半分を守るマチ子さんだったからしたのだと、今のマチ子さんを否定するのでした。

ブン太はマチ子さんに半分ルールを廃止するのではなく、どうすれば俺の負担が半分になるか考えろと迫りました。

ですが、マチ子さんは半分にしたくないのではなく、半分にできない状況になってしまったと主張しているので話の前提がブン太には伝わっていません。

いつまでも相手の状況を理解せず、「自分の負担」しか考えていないブン太には、何を言っても無駄に思えてしまいますね。そしてマチ子さんの顔をつかむといった行為などで、妻を恐怖で支配するのはブン太とマチ子さんの立場も平等とは言えないのではないでしょうか。マチ子さん自身やおなかの赤ちゃんのためにも一度ブン太の元から離れてみるのも一つの手かもしれませんね。

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著者：マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部