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夫が怒鳴っても笑う息子に「ごめんね」母親にとって悲しかったこと

  • 2023.9.1

結婚を機に夫の実家である八百屋を手伝いながら家事、育児に追われる生活をしていたユメ。義母が勝手に息子の断乳を決めてしまい、自分の話は聞こうともしてくれないことに対してモヤモヤとした気持ちを抱きます。そこで意を決して義母に言ってほしいと夫に伝えるのですが…。イルカさんによる『私、逃げました』をダイジェスト版でご覧ください。

言いたいことは山ほどある

仕事が終わり自分の時間を満喫する夫に対し、ユメは息子のお世話や寝かしつけに追われていました。夫に声をかけると深いため息とともに「仕事してるんだぞ」と言いたげな背中が…。もちろん、夫が仕事を頑張っていることは理解できますが、それはユメも同じこと。さらに言えば、ユメは家事も育児もこなして夫よりも自分の時間は格段に少ないはず。

夫に大変アピールをされても、正直なところ「仕事しかしてないくせに…」と言いたくなってしまいますよね。しかし、ユメはそんな言葉をぐっと堪えて、もっと重大なことを言うようです。一体何を伝えるのでしょうか。

ようやく言えた自分の気持ち

義母から断乳するように言われたこと、息子と接する時間を増やすために夫と義母にも家事を手伝ってほしいということを伝えたユメ。嫁の立場から言っても聞いてもらえそうにないというのは悲しいですが現実でもよくあることですよね。しかし、嫁がダメでも夫が言えば変わってくれるかもしれないというかすかな希望がユメにはあったのではないでしょうか。

ようやく言えたユメの本音。しかし、夫の表情は険しいように見えますね…。大丈夫でしょうか。

怒鳴って出ていってしまった夫

夫は子どもの前で「感謝しろ!」と声を荒げ、部屋から出て行ってしまいました。まさかこんな反応をするとは…ちょっと驚きですよね。義母がいることで育児で助かっていることもあるでしょうが、だからといって意見を言ってはいけないなんてことはないはず。

子どもの前で大きな声を出すというのも好ましくありません。ユメの頑張りは認めず、自分たちの非も認めようとしない夫。ユメには自分と息子をどうか大事にしてほしいところです。息子の反応も「怒鳴る人がいる環境に慣れてしまった」と考えると切なくなるユメの気持ちがわかります。

「私、逃げました」は作者・イルカさんのブログで現在も連載中の作品です。ユメが自分のやりたいことを見つけ、夫や義母の言いなりになる人生から脱却する様子が描かれます。結婚・出産後も自分らしさを失わないユメを応援したくなる作品です。

著者:こびと

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