《9/1は防災の日》水を入れるだけで白いごはんが完成!? 「無印良品」から4つの備蓄用フードが新発売！食べてみた

毎年9月1日は「防災の日」です。とくに2023年は関東大震災から100年という節目にあたり、例年以上に防災意識が高まっています。無印良品からは、備蓄用の新たなフードが4種類発売されました。消費しながら備蓄する「ローリングストック」にもおすすめということで、さっそく全品購入して食べてみました。

水を入れるだけで完成！「備蓄ごはん 白米」

「備蓄ごはん 白米」（2023年8月23日発売、以下同じ／80g、390円）は、炊きたてのごはんを急速乾燥させたアルファ米で、お湯や水を入れるだけで簡単に作ることができます。

原材料は国産のうるち米のみで80g入り。

開封するとスプーンと品質保持剤が入っているのでそれぞれ取り出し、内側に書いてある注水線までお湯か水を入れて袋のチャックを閉めて待ちます。

熱湯であれば15分、水であれば60分待ち、袋を開封してスプーンでよくほぐしたら完成です。これは簡単！

ガスや電気が使えないときを想定し、今回はあえて水で作ってみました。

1時間待って開封すると、見た目はたしかに白いごはん！

食べてみると、炊きたてのようにふっくらとしています。

化学調味料なども入っていないので、シンプルにお米のおいしさだけを味わえます。これなら炊飯器が使えないときでも食事を楽しめそう。

賞味期限は、未開封の状態でなんと約4年！ これは備蓄バッグのなかにいくつかストックしておきたいですね。

避難時でもスイーツを楽しめ！「備蓄おやつ チョコようかん」

「備蓄おやつ チョコようかん」（5本入り、780円）は、なめらかな食感と濃厚なチョコの風味を楽しめるようかん。賞味期限は未開封の状態で最長4年6か月。

食べやすい個包装になっているので、お皿が使えないときでも開封してそのまま食べられます。

5本も入っているので、家族みんなでシェアしやすいですね。

チョコのとろけるような甘さと、あんこの風味がよく合います。

食感はとてもなめらかで、しっとりとやわらか。備蓄用品とは思えないほど完成されたスイーツです。

ストレスを抱えやすい避難中には、こうした甘いスイーツを用意しておくのも大事なポイント。また小さくても１本197kcalと高カロリーで、しっかりとエネルギーを摂取できるのもいいですね。

備蓄用品として優秀なのはもちろん、味もいいので、普段使いしたくなりそうです。

野菜不足はこれで解消！「1／3日分の野菜を使ったスープ」はトマトとかぼちゃの2種類

「1／3日分の野菜（※）を使ったスープ」は、野菜を豊富に使った、食べごたえのあるレトルトスープ。トマトとかぼちゃの2種類があり、賞味期限はそれぞれ未開封の状態で最長2年です。

今回は電気、ガスを使えないことを想定して常温のまま実食してみました。

※1日分の野菜として117g（生野菜換算）、厚生労働省「健康日本21」の目標値350g。

「1／3日分の野菜を使った トマトスープ」

まずは「1／3日分の野菜を使った トマトスープ」（350円）から実食。

じゃがいも、にんじん、たまねぎ、キャベツと、4種の具材がゴロゴロと入っています。

トマトの酸味を生かし、バジル、タイム、オレガノで香りよく仕上げています。

常温でも野菜の旨味がしっかり感じられ、おいしく食べられました。具材が大きいので食べごたえもバッチリ！

「1／3日分の野菜を使った かぼちゃスープ」

「1／3日分の野菜を使った かぼちゃスープ」（350円）は、かぼちゃの甘みを生かし、生クリームを加えた濃厚な味わい。

こちらも大きな具材がたっぷり入っています。

かぼちゃに加え、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、赤いんげん豆と、5種の具材を使用。

カレーのルーのようなとろみがついているので、トマトのスープ以上に満腹感を得られます。被災時に不足しがちな野菜を摂取できるのはもちろん、日常的にも便利そうですね。

無印良品の備蓄用食品は、どれも非常時のみならず普段から食べたくなるおいしさ。あなたもローリングストックのリストに加えてみてはいかがでしょう。

（ライター／富士みやこ）

無印良品「くらしの備え。いつものもしも。」

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