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災害発生→愛犬と避難場所へ。 必ず持っていくべきアイテムとは?

  • 2023.9.1

東日本大震災から12年が経つ。当時は多くの人命とともに、ペットの命も犠牲になった。命は助かったものの、ケガをしたり、避難するときに飼い主と離れ離れになってしまったりしたケースも。

過去の教訓から、最近では「ペット防災」に注目が集まっている。被災時の混乱の中で愛犬と自分を守るには十分な知識と蓄えが必要だ。

2023年8月29日『Shi-Ba【シーバ】』2023年 秋号 Vol.129が発売された。

本誌では、愛犬との防災をテーマに様々な角度から解説していく。

特集『もっと教えて! ハテナだらけの「ペット防災」Q&A』では、ペット防災のスペシャリストNPO法人ANICE・平井潤子さんが、編集部に寄せられた読者からの質問に答えていく。

「避難時、持って行くと役に立つものはありますか?」という質問に対し、平井さんは「日本犬におすすめしたいのは抜け毛対策グッズです」と回答している。ブラシやコームもいいが、換毛期には抜け毛が増えるので、Tシャツを着せて抜け毛を落とさないようにするのも一つの方法だ。また、人の居住スペースで過ごした後に落ちた抜け毛を取るためのガムテープもあるといいという。

ほかに、大き目のビニール袋があると、ドライフードなどのにおいが充満しないように密封したり、穴をあけてTシャツ代わりにしたりできるので便利だ。ガムテープやビニール袋はペット用だけでなくさまざまな用途に使えるので、多めに用意しておくとよさそうだ。

災害シミュレーション・チャートでは、災害発生時、犬と一緒に外出中か、在宅中か、飼い主のみ外出中かによって、その後にとるべき行動を指南している。災害に遭遇した時こそ、冷静な行動が大切だ。災害時の心得や起こりうるシチュエーション、日々の備えや住環境の整備などを見直そう。

防災トレーニングの特集も組まれている。いざという時には犬も人も混乱をしないことが重要だ。日ごろからのトレーニングがいざという時に役立つという。愛犬とチャレンジしてみよう。

実際に被災をした飼い主からのお話も掲載。日本犬だからこその悩みもあるようだ。

「泣ける自由研究」のふたりを特集

巻頭では、声優・廣瀬大介さん&愛犬が登場。2歳の柴犬との暮らしが語られる。かわいらしい撮りおろし写真も満載だ。

16歳のおばあちゃん柴犬と8歳の男の子の愛が溢れる自由研究を取材した記事にも注目。男の子の「うちの柴犬はどうしてこんなにかわいいのか」という疑問をまとめた自由研究がSNSで話題になったのを覚えている方もいるはず。

今回は、自由研究を発表した本人・しゅんくんと愛犬・チャコの関係性に迫る。

そのほかにも、日本犬の食の基本やシニア犬の食べムラ改善方法、日本犬が抱えがちなストレスについてなど、気になる特集が組まれている。

ペットは大切な家族だからこそ、しっかりと防災対策を考えておきたい。この機会に正しい知識を身につけて、いざというときに備えておこう。

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