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【東区】どこか懐かしいカフェでホッとひと息「元町小路(もとまちこみち)」

  • 2023.9.1

こんにちは。札幌地域特派員のtsumugiです。

気づけば私の前回までの「地域特派員レポート」は、3回連続で「札幌市東区」の店鋪・神社の紹介となっていました。 それでなくても私のレポートは「東区」に偏りがちと自覚しているのですが、それだけ札幌市東区には魅力的な所が多いという訳で…。

今回も東区のカフェのご紹介です。その名も素敵な「元町小路(もとまちこみち)」です。

小路に佇む古民家風カフェ

市営地下鉄東豊線「元町」駅から徒歩約13分。店名の「元町小路」そのままに、閑静な住宅街の小路を入った所にひっそりと佇む店鋪です。

古民家風の外観が印象的ですが、昨年2022年9月にオープンした、まだ新しいお店です。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

チョーク(?)で店名が書かれた、味わいのある木の看板。

ノスタルジックなインテリアが、たまりません…。

入り口を入ると、ピンク色の公衆電話に目が留まりました。これは…かつて喫茶店の店内によく設置されていた、通称「ピンク電話」!

出典:リビング札幌Web

いつの間にかあまり見かけなくなったので、昭和世代の私には、たまらない懐かしさでした。

店内も、どこかノスタルジックな雰囲気満載のインテリアで、昭和レトロブームといわれている昨今、この空間に胸ときめく人は多いのではないでしょうか。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

昭和時代の喫茶店を思わせる紙ナプキン立て等、備品にも注目。

出典:リビング札幌Web

タイルが美しい、手洗い場。

人気メニューのカレーは、熟練の味。

フードメニューは主にカレーで、種類が充実しています。 取材日に私が頂いたのは、人気メニューという「カチョカバロと3種の焦がしチーズカレー」(980円)です。 ご存知の方も多いと思いますが「カチョカバロ」はチーズの名称で、独特の形が特徴です。私は、知識はあったものの食べたことが無かったので、この機会にチャレンジしてみることにしました。

チーズが4種類も入っているので、さぞかしこってり味なのではと想像していましたが、意外にもくどさは感じませんでした。程よく焦げたチーズの旨味が、たまりません!

出典:リビング札幌Web

ご飯は雑穀ご飯で、スライスアーモンドがトッピングされています。プチプチした食感が心地良く、どんどんスプーンが進みます。大満足で完食しました。

店主の須戸睦子さんが「元町小路」を開店したのは2022年9月ですが、それ以前には御両親が札幌市内で営業していた「ドルフィン」という老舗喫茶店に長く携わっていました。 その「ドルフィン」は移転・休業を経て「元町小路」と店名を変え、装いも新たに現在地にオープンしたのでした。

「元町小路」で提供されるカレーは、実は「ドルフィン」(1967年から50年以上も営業!)の熟練の味が詰まっているのです。

スイーツも老舗喫茶店を受け継ぐ

食後に「かぼちゃのケーキアイスのせ」(650円)を追加注文しました。数種のスイーツメニューの中で一番人気とのこと。

出典:リビング札幌Web

この日は暑かったので、食べる前に写真撮影をしている間にアイスがみるみる溶けていき…残念な写真になってしまいましたので、アイスの部分は下の写真でご確認を…。

出典:リビング札幌Web

ちなみに、アイスの下の「かぼちゃのケーキ」も、「元町小路」の前身「ドルフィン」で人気だったのを引き継いだものです。「ドルフィン」でこのケーキのファンだった人にとっては嬉しい復活ではないでしょうか。

老舗喫茶店がルーツという意外な経歴をもつ、新店なのにどこか懐かしい雰囲気の「元町小路」。自分の隠れ家的存在として、ホッと一息つきに訪れたくなるカフェです。

元町小路(モトマチコミチ) 住所 北海道札幌市東区北22条東20丁目5-7 TEL     070-9030-9027 営業時間 11:00〜17:00 定休日 火・水・木曜日 駐車場 2台 インスタグラム https://www.instagram.com/cafedolphin1967/

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