「自分が優位に立ちたいんでしょうね…」女性が距離を置こうと決めた「女友達の呆れた行動」

1対1の親友も大切ですが、時には女友達複数名で集まる女子会のようなものも楽しいですよね。しかし中には、グループの仲をかき乱すタイプの女性も存在するようです。今回は、女友達グループの関係を壊してしまう“サークルクラッシャー”のエピソードを紹介します。

とにかくおしゃべりな友人

「普段は明るくていい子なんですが、とにかくおしゃべりな友人・ナオ。以前私がナオに、『誰にも言わないでほしいんだけど、共通の友人の中に実はちょっと苦手なタイプの子がいて…』と打ち明けたことがありました。

ところが後日、他の友達に会ったら『ナオに聞いたけど、あの子と仲悪いんでしょ！？』と言われてびっくり。私がぼやいたことに尾ひれをつけて、いろんな友達に言いふらしていたようです。ナオを問い詰めたら『え？ 話しちゃダメだった！？ でももちろん本人には言ってないから安心して！』と、全く悪気がなさそうだったので呆れてしまいました。本人の耳に入らないことを願うばかりです…」（麻友／30歳）

おしゃべりな友達には要注意。信頼して打ち明けた人間関係の悩みやちょっとした愚痴が、いつのまにか広まっていた…なんてことが起こりうるようです。しかも悪気なくペラペラとしゃべるので、余計に厄介。

おしゃべりな友達には、本音は漏らさないのが賢明かもしれません。

悪口に人を巻き込む友人

「自分の人間関係のトラブルに、他人を巻き込む友人がいます。例えば、自分が嫌いな子の話題になると、私に向かって『彼女のこと嫌いってミホ言ってたよね？』とか『彼女すごく性格悪いって、ミホ言ってたよね？』などとみんなの前で言い出すんです。

その友人はいつも誰かの悪口を言っているので、私が適当に話を合わせて相槌は打ったりしているのですが、一緒になって悪口を言った覚えはありません。『性格が悪い』なんて言ったこともないので、心の中で『それ、私じゃなくてあなたが思っていることなのでは…！？』と戸惑っています。自分が嫌いだからって、人を巻き込まないでほしいです」（ミホ／33歳）

いつも悪口を言っているタイプの人の中には、周りを巻き込もうとする人も多くいます。実際は違うのに、あなたが悪口を言ったことにされてしまうのは避けたいですよね。

このタイプの女友達の前では、巻き込まれないよう発言に注意することが必要。誰かの悪口を言って同意を求められたときに、適当に合わせて相槌を打ってしまうと、彼女の中で「悪口を言っていた人」にされてしまいますので、「私はそうは思わないかも」とキッパリ言うなど、同調しないことをお勧めします。

友達のお気に入り男性に手を出す

「いつも一緒に飲みに行く仲良しの女性メンバーがいるんですが、その中の1人・ユカはトラブルを起こしてばかり。というのも、友達が気に入っている男性に毎回必ず手を出すんです。

合コンでは、他の子が気になると言っていた男性に自分から連絡して、デートしていることがしょっちゅう。私も一度、やられました。最近私がいい感じだった男性を交えてみんなで飲んだら、ユカが私の目の前でその彼にベタベタし始めたんです。たぶん、みんなが気に入っている男性を奪って、自分がモテることを見せつけて優位に立ちたいんでしょうね」（さとみ／30歳）

友達の好きな人や気に入っている男性にやたらと手を出す女性も、一定数存在するようです。

このタイプの友達とは、出会いの場や異性がいる場には一緒に行かないのが一番です。

グループの仲をかき乱す女友達の行動を紹介しました。

トラブルばかり起こす友人とは、ある程度距離を作るのがベターです。一番避けたいのは、その友人と仲良くすることで、あなた自身も人間関係のトラブルに巻き込まれてしまうこと。「普段はいい子なのに…」と情がわいてしまうこともあるかもしれませんが、距離を置く勇気も必要です。

©Hitoshi Nishimura/Gettyimages

文・小泉幸