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「あきた移住・交流メタバース万博2023」 仮想空間使って移住促進

  • 2023.9.1
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「あきた移住・交流メタバース万博2023」のイメージ (画像はAnyWhereの発表から)
「あきた移住・交流メタバース万博2023」のイメージ (画像はAnyWhereの発表から)(J-CASTトレンド)

自治体が地方創生を目的としてメタバースを活用するケースがある。秋田県の「あきた移住・交流メタバース万博2023」というイベントは、地方移住の促進が目的だ。

全国の移住希望者と秋田県の自治体や地域の事業者、先輩移住者をメタバースでつなぐぎ、コミュニティの形成や移住促進を図る。ワーキングスペースとユーザーのマッチングサービスを提供している、「AnyWhere」(東京都武蔵野市)が秋田県の委託で開催する。同社が2023年8月28日に発表した。

地元企業と作ったメタバース空間

もともと秋田県は地元秋田市の3DCG会社「ゼロニウム」と「あきた移住・交流メタバース万博」というメタバース空間を開発し、3月1日から一般公開している。県内の市町村や移住支援に関する情報を掲載している空間だ。

今回発表した「あきた移住・交流メタバース万博2023」は、全4回で構成される無料イベント。イベント情報サービス「Peatix」から予約できる。

Peatix内の、秋田県によるイベント情報ページによると、「万博2023」では豊かな自然、多彩なお祭りや犯罪が少ない生活環境といった秋田の魅力を、メタバースを通して伝える。

展示やコミュニケ―ションを通して、「自分ならではのライフキャリアを実現するための移住スタイル」を見つけられる内容になっているという。

トークイベントや交流を通して

Peatixの説明によると第1回では自分の経験やスキルを整理する「キャリア棚卸しワークショップ」を実施。第2回では先輩移住者の話を聞きながら、移住後の生活のイメージを伝える内容になっている。

第3回では移住を検討するも仕事がネックになって躊躇(ちゅうよ)している人や、移住を機に働き方を変えたいと思っている人に向け、フリーランスや地域おこし協力隊、就農など、多様な働き方の情報を提供。第4回では移住前のイメージと、実際の移住後のギャップをなくすため、「お試し移住」「移住体験住宅」といった取り組みを伝える。

各回のイベント前半では先輩移住者や有識者をゲストとしてトークイベントを実施。イベント後半ではメタバース空間「あきた移住・交流メタバース万博」に会場を移し、自治体や移住者を受け入れる事業者の担当者との交流、個別相談を実施する。第1回は9月19日に開催する。

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