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【京都ランチ】スペシャリテ『野菜のテリーヌ』は必食!御所東の京町家フレンチ「エピス」

  • 2023.8.31

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区御所東、寺町今出川下がった場所にあるフレンチレストラン。築100年以上の京町家リノベーションの落ち着いた空間でランチをいただきました。

スペシャリテ『野菜のテリーヌ』は必食の京町家フレンチ

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上京区御所東エリア、寺町今出川下がる。

ここに前からずっと気になっていたフランス料理店「エピス(epice)」があります。わりと昔からある印象のお店で、後で聞くと今年で創業16年を迎えられた、京都では比較的古株のお店。

以前は左京区岡崎にも店舗があり、レンタルレストランも運営されていたのを記憶していましたが、コロナ禍で閉店。現在では、こちらと今年新たにカフェバーをオープンされたそうで、その2店舗。

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今回は休日にランチでお邪魔しました。
予め電話予約して、ランチコース3520円、スぺシャルランチコース5500円で用意していただきました。

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お店は築100年以上の京町家リノベーションで、古い佇まいが落ち着く空間。床は靴のまま上がれるフローリング状になっています。カウンター席には見事な欄間があり、聞くとご主人のご実家は欄間などの彫刻を稼業にされているそうで、つい最近新調されたんだとか。他、艶やかに生花も飾られ、京町家と上手くマッチしています。

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今回は奥のテーブル席へ。
京町家らしい間取りで、奥に坪庭、さらに母屋らしき建物があります。

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で、席に着くと早速ランチコースのスタート。まずはスペシャルランチコースの前菜。
こちらのスペシャリテ・野菜のテリーヌ。

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白い角皿をまるでキャンバスのように使い、中央に季節の野菜でこしらえたテリーヌ、さらに周りにも野菜や食用花などカラフルに彩られ、テーブルの華やかさが増します。野菜はご主人が農家さんへ直接足を運び調達された新鮮な有機野菜を中心に約20種類使用。季節によってその内容も違うみたいです。

この日は夏野菜を中心に、テリーヌ中央に穴子、その周りにオクラ、ヤングコーン、キュウリ、ホウレンソウ、カボチャ、ニンジン各種、ラディッシュ、イタリアンパセリなど、数えきれないほど野菜を駆使して作り上げられたテリーヌ。崩すのが躊躇われるほど(笑)

ソースはマスカルポーネに照り焼きソースを合わせ、ちょっと醤油のコクが野菜の美味しさをより引き立てていました。

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こちらはもう一方のランチコースの前菜。ハーフサイズながら、こちらにも野菜のテリーヌありました。あとメロンとハモンセラーノ、鮎のエスカベッシュなど。

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続いてスープ。

青森産の嶽きみ、トウモロコシですね。その冷製スープ。関西ではあまり取り扱いがないような印象の嶽きみ。個人的に以前産地で食べたことがあり、とても濃厚なトウモロコシにハマって食べてましたが、冷製スープにしても味濃厚。

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それぞれランチコースのメインにはどちらも魚、肉2皿つきます。

まずは魚料理。天然スズキのポワレ。ソースはブールブランでアクセントに雲丹、万願寺、トマト、緑茄子、トウモロコシが散りばめられています。ふっくらとしたスズキと雲丹も加わったソースがより味に深みを与えていました。

撮影し忘れましたが、バゲットももちろん添えられています。お店からすぐ近くにある「エズブルー(eze bleu)」のもの。ソースぬぐいまくっておかわりしました(笑)

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メインの肉料理は3種類、牛肉、豚肉、鴨があり、ものによっては価格が加算されるものもあり。基本グリル系で、お肉の種類によってソースがちがう構成に。

で、私チョイスは牛肉(オーストラリア産)でソースはエシャロットバター。エシャロットは赤ワインで煮詰めたものですかね。冷ましてからバターと混ぜ、冷やし固めた様子。

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思いのほか柔らかく、赤身肉の美味しさを存分に味わえ、美味しいお肉でした。ソースいらずで岩塩だけでもいいくらい(笑)

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もう一方の豚肉はマスタードソースでした。こちらもお肉ジューシー。

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デザートはココナッツのブランマンジェ、ハーブティージュレ、無花果、キウイ、フレッシュブルーベリー、マンゴーソースですかね。ココナッツのミルク感濃厚で美味しくいだたきました。

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〆にエスプレッソ。

御所東の比較的ひっそりとした雰囲気の中に京町家のお店があり、特にゆったりと食事したい時にはいいですね。季節の新鮮野菜もたっぷりといただけ、メインに魚と肉の2皿も十分なボリューム。秋の味覚も楽しみですね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:エピス(epice)
場所:京都市上京区寺町通今出川下ル真如堂前町105
電話:075‐222‐2220
営業時間:11:30~15:00(L.O. 14:00) 17:00~22:00(L.O.20:00)
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.kyoto-epice.jp/

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