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「他愛もない話でやり過ごそう」そう思い我慢していた次の瞬間<お金じゃないけどお金なんじゃない?>

  • 2023.8.30

今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんちは、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡してお祝いをしました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。その後、出産や住宅の購入など節目を迎え、たくさんの人たちからお祝いをいただいたのですが、親友からお祝いをしてもらうことはありませんでした。そのことに気付くと若干モヤッとしたものの、親友とはSNS上ではやり取りが続いていました。

あるとき、連休に地元に帰るタイミングでかいさんちは親友と久しぶりに再会することに。密かにそのときにお祝いをしてくれるかもしれないかいさんちは期待していたのですが、結局親友からお祝いの話題を切り出されることはなく……。

お祝いの件を完全にスルーされ、モヤモヤが残ったものの、"親友に何らかの事情があって、お祝いのお金を支払えない状況なのかもしれない"と想像を巡らせたかいさんち。しかし、いざ親友のSNSを見ると、そこには贅沢な暮らしぶりが投稿されていたのです。

親友のその投稿を見たかいさんちは落胆。「この件を考えるのはもうやめよう」と、お祝いの一件に蓋をすることに。その数年後、かいさんち一家で新しくできた地元のショッピングモールに遊びに行くと、なんと親友も同じ場所にいたようで、連絡が来てしまったのでした。親友に会いたくなかったかいんさんちですが、すぐに見つかってしまって……!?

必死で"会いませんように"と念じるも、親友に見つかってしまって…

お祝いしたけどされていない。

この事に関して私に非はありません。

非があるとしたら、向こうじゃないか。

なんでこっちが気を使っていなきゃいけないのか、

モヤモヤがイライラに変わる瞬間でした。

そうなると、もう自然と言葉を発していました。

◇ ◇ ◇

自分だけが親友に気を使っていることに対し、「これっておかしくないか?」と気付くと、自然と「出産祝いくれよ」という言葉を口にしていたかいさんち。本当は自分が言い出す前に、親友からお祝いの話題を出してほしかったのだと思います。しかし、待てど暮らせど、チャンスはいくらでもあったのに、そういう日は訪れなかったので仕方ないですよね……。ただ、こうやって面と向かって伝えたことで、少しでもかいさんちの心のモヤモヤが発散していたらいいなと思いました。


著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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