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「ボーイズバー♡」生後1カ月の娘を置いて!?反対する家族に毒づく母親<恋愛依存のシングルマザー>

  • 2023.8.30

佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。そして、娘を“ききめろ”と名づけ、3カ月ほど、さえの家で同居することに。さえが母を支えながら生活していた家に転がり込んだにもかかわらず、感謝の言葉はおろか、嫌みばかり言うりな。姉妹はケンカが絶えず、さえがりなを追い出そうとすると、「家がない」と言うのです。りなは、夜のお店を営む経営者の彼氏・たけひことの間に子どもを授かったものの、「結婚はしないし、認知もしない」と言われ、「養育費は月40万円、家を借り、家賃も払ってもらう」という約束で出産したそう。しかし、産後1カ月が経ったころ、たけひこから、「家は自分で借りて。家賃も養育費から払って」と連絡がありました。

予定通りにいかずイライラするりなは、「も〜いい。このままこの家で暮らす」と言い出します。さえは猛反対しますが、母にも「家が決まるまでは……」と説得されます。

しかしさえは、「それなら私が出て行く」と宣言。さえの言葉に「ラッキー♡ そのまま家賃も払わせちゃえ。もし払わなくてもお母さんに泣きつけばいいや」とりなは、自立する気がまったくありませんでした。

そして、以前からSNSでチェックしていた、夜のお店で働く“まひまひ”という男性のことを思い出し……。

生後間もない乳児を置いて夜の街へ…!?

※「メンコン」:メンズコンセプトカフェの略称。

「あっ、そーだ! 家決まった祝いで、今夜まひまひに会いに行こ♡」

そう思い立ったりなは、キキちゃんの世話を母にお願いしますが、ボーイズバーに行くと知ったさえは、ブチ切れ。

「何言ってんの!? キキちゃんを置いてそんなところ行っていいわけないでしょ!?」

さえの言葉は届かず、「1カ月もどこにも行ってないんだよ? 母親は息抜きすることすら許されないわけ?」と逆ギレするりな。

「息抜きするなとは言ってないでしょ!?」

行く時間や場所を考えるよう伝えるさえですが……。

「お姉ちゃんに独身だからわからないと思うけどさぁ、もっと母親に思いやり持って? 職場で嫌われてない? 大丈夫そ?」と、りなの嫌みは止まりません。

「あんたみたいな女がいるから、真っ当な女たちが不当な差別を受けるんだよ!!」

声を荒らげるさえは、「私の家にいるうちは、子どもを置いてホストなんて許さない!」と続けます。

ふたりの口論を聞いていた母は、「もういいよ、お母さんが見ておくから」とりなを遊びに行かせると言います。

不本意ではありながらも、「あの子には何を言っても無駄なのよ」と諦めていた母。そして、「ごめんね、お姉ちゃん」とさえに謝罪しました。

「被害者は私とお母さん……悪いのはりなだから……」とさえは頭を抱えるのでした。


新生児のわが子を置いて、夜のお店へ出かけようとしたりな。子育てをする親にとって、つかの間の息抜きは、笑顔で子育てをするためにも必要な時間ですよね。しかし、ボーイズバーやホストとなると、家族の立場であれば引き留めたくなる気持ちもわかります……。

皆さんはわが子が幼いとき、息抜きに足を運びたいと思った場所はどこですか?


著者:マンガ家・イラストレーター もち

ベビーカレンダー編集部

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