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無意識に傾けてない? 体のコリが治らない人の「NG習慣」

  • 2023.8.29

デスクワークによる慢性的な肩こりや通勤による立ちっぱなし、子育て世代にも多い腰周りの疲れ…。このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。コリが慢性化してしまうのは、姿勢が崩れていることが要因かもしれません。今回は、体のコリが治らない方におすすめのストレッチを、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。

背骨リラックスしてる?

マッサージしたりお風呂でゆっくりお湯に浸かってもコリが解消しないときは、筋肉をほぐすよりも、姿勢を整えるように意識してみてください。姿勢を整えることで骨格が本来の位置に戻り、頑固なコリがほぐれやすくなると考えられます。

姿勢の崩れによって筋肉や筋が引っ張られた状態が定着してしまうと、本来の弾力性を失われ、血流が滞ってしまい、コリやすくなってしまう可能性が。姿勢を整えることで、体の本来の働きがスムーズになり楽になっていくはずですよ。

凝り固まった背骨をほぐそう

慢性的にコリがある人の特徴として、姿勢の崩れが挙げられます。特に、

・骨盤が後ろに倒れて背中を丸めて座っている
・お腹を突き出して下半身に体重をかけて立っている
・首を前に突き出して、胴体より頭が前に出ている(スマホ首)

などが挙げられます。ご自身で思い当たることや、同様の姿勢をとっている人はいませんか? 自分でも無意識のうちに、体が傾いてしまっているかもしれません。

まずは背骨の柔軟性を取り戻し、本来の姿勢を整えていきましょう。胴体の上に頭が乗り骨盤が床に対してまっすぐであれば、体に軸が通ります。すると、重たい頭を胴体が支えることができ、お腹や背中の体幹で腰の負担や脚の負担が軽減されます。

背骨を柔らかく、姿勢の土台を整えるストレッチ

1.かかとを立てて、その上にお尻をのせた姿勢で座ります。
2.頭から背骨を上に伸ばし、自然と腰がまっすぐに立つように座りましょう。
このとき腰を反らさないように注意して、リラックスします。

3.四つ這いの姿勢になります。
4.手の位置を動かさず、お尻をかかとにおろします。
5.息を吸いながら首から胸までの背骨を斜め上方向へ伸ばしていきます。
腰は無理に反らさず、背骨を伸ばすことで自然に反る程度でOKです。

6.息を吐きながら頭を下げ、背骨から骨盤までを丸めるようにしていきます。
お尻がかかとから浮くほど、しっかりと背中と腰を丸めましょう。

これを1セットとし、10回程度続けて行います。
終えたあとは、楽な姿勢でリラックス。体の刺激の余韻を味わいます。

慢性的なコリがある人ほど丸められない?

コリがつらいときは、筋肉が硬直して背骨の動きが悪くなっています。背骨を丸めるときに首や腰が痛かったり、丸めにくいと感じるかもしれません。息を吐きながら体の力を抜いて頭の重みを使い、背骨が丸まっていくイメージを持ちながら無理なく続けてみてください。お風呂上がりなど体が緩んでいるときがオススメですよ。
©metamorworks/shutterstock

筆者情報

上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。

文 / 上村由夏

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