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「えっ、手術を受けられない?」息子の手術が突然の延期!まさかの理由とは?<息子が歩けなくなった>

  • 2023.8.29
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東京から夫の実家がある地方に引っ越したかおりさん一家。体を動かすことが大好きな息子2人をのびのびと育てられると喜んでいました。しかし、ある日突然、元気だった息子に異変が! とある病気が判明し、急に歩けなくなってしまったのです。

長男のかんたくんのペルテス病が判明し、東京の病院で検査をすることに。レントゲンを見た医師から「即入院、即手術だね」と言われ、かおりさんは頭が真っ白になってしまいました。

翌日、荷物を持って病院へ行き、入院の手続きを始めます。早速かんたくんは手術前の準備やリハビリをスタートするのでした。同じ病室のお母さんたちは良い人ばかりで、手術までの約2週間を乗り切ることができました。

ついに、かんたくんの手術日が近づいてきて……。

ついに訪れた手術の日

手術前に受けた予防接種の関係で、予定よりも手術が遅れてしまいました。そして、入院から16日目に手術をすることに。

看護師さんに「術後はお母さんの体力が必要だからしっかり食べておいたほうがいいよ!」と言われても、かんたくんのことが心配で食欲はなく、何を食べても味がしません。

そんな中、手術は約4時間で終了。そして、約1カ月に渡る寝たきりの生活が始まるのでした。麻酔が切れたかんたくんは「痛いよー!」とじたばたして泣きわめきますが、かおりさんは励ますことしかできません。

かおりさんが付きっきりで、寝たきりのかんたくんをサポート。食事を食べさせたり、トイレに行かせたり、車いすのまま散歩をしたり、親子二人三脚で頑張る日々が続きました。

「できることなら代わってあげたい……」そんな気持ちになる保護者も多いのではないでしょうか? 病気になった本人はもちろん、サポートする家族もつらいものです。1日でも早く、かんたくんが元気になるといいですね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※予防接種と手術について

手術前に予防接種を受けると、手術が受けられなくなることがあります。予防接種後は発熱などの副反応が起こる可能性があるため、手術の直前に予防接種を受けると、副反応による発熱なのか、感染症による発熱なのか区別ができません。その結果、手術が延期になることが多いです。また、手術をおこなうことで予防注射の作用がなくなる可能性があります。

各病院によって予防接種を受けた後の手術の中止期間は異なるので、実際の病院に問い合わせてください。なお、病状によって緊急手術が必要な場合は、ワクチン接種後でも、手術を延期せず実施することもあります。


監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生

著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ

ベビーカレンダー編集部

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