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日本人として五輪でマラソン金メダリストに…孫基禎の実話描いた『1947ボストン』の予告公開

  • 2023.8.28

韓国初の国家代表マラソンランナーたちを描いた映画『1947ボストン』(原題)から、メイン予告が公開された。

韓国マラソン界の伝説ソン・ギジョン(孫基禎、演者ハ・ジョンウ)と、影の英雄ソ・ユンボク(演者イム・シワン)の実話を再現した映画『1947ボストン』。本作は、1947年を舞台に、終戦後、初めて韓国国旗をつけて国際大会に出場するマラソンランナーの挑戦を描いた物語だ。

今回公開されたメイン予告編は、1936年のベルリン五輪で胸に“日の丸”をつけ、日本人「そん・きてい」としてアジア出身者初の金メダルを獲得した伝説的ランナーの姿から始まる。

(画像=『1947ボストン』予告)

それから10年後、「孫基禎世界制覇10周年記念マラソン大会」の優勝者で、第2の孫基禎を夢見るマラソンランナー、ソ・ユンボクと向き合ったソン・ギジョンは、1947年ボストンマラソン大会の監督を務め、奪われた栄光を取り戻すために始動するのだった。

自身の名前で出場する初の国際大会に向けて、昼夜を問わず汗を流す彼らの姿からは切実な気持ちが伝わる。「私たちが望むのは、祖国の国旗が付いたユニフォームを着てただ走ることです」という台詞が印象的だ。

加えて「初めて太極マーク(韓国国旗)を刻んだ栄光のその日」というキャッチコピーが映画ファンを1947年当時に導き、彼らの前にどのような未来が待っているのか期待を集める。

映画『1947ボストン』は9月27日より韓国で劇場公開。

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