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「手術受けます」突然決まった子どもの闘病。前向きになれた意外な理由とは<息子が歩けなくなった>

  • 2023.8.28
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東京から夫の実家がある地方に引っ越したかおりさん一家。体を動かすことが大好きな息子2人をのびのびと育てられると喜んでいました。しかし、ある日突然、元気だった息子に異変が! とある病気が判明し、急に歩けなくなってしまったのです。

長男のかんたくんのペルテス病が判明し、東京の病院で検査をすることに。かおりさんは次男のこうたくんのときのように、経過観察になると心のどこかで思っていました。


しかし、かんたくんのレントゲンを見た医師から出たのは「即入院、即手術だね。今日から入院できる?」という衝撃的な言葉。

「手術以外に方法はないんですか?」とかおりさんが聞いてみると、「手術以外なら装具治療があるけど親子離れ離れで最低4年の治療が必要だよ」と医師。

頭が真っ白になったかおりさんは「家族で考えたいので、いったん帰らせてください」と言い、帰宅するのでした。

決めた…息子のためにできることとは?

実家に帰ったかおりさんは、インターネットでペルテス病の治療方法について調べることに。「大人になってから痛みが出ないようにしてあげたい」との思いから手術を決断。夫にも録音した医師の説明を聞いてもらい、夫婦で話し合い手術を決めました。

翌日、荷物を持って病院へ行き、入院の手続きを始めます。早速かんたくんは手術前の準備やリハビリをスタートするのでした。

しかし、病気になったからといってマイナスなことばかりではありません。実家の母や姉に甘えることができて少し前向きになれたかおりさん。また、同じ病室のお母さんたちも良い人ばかりで、手術までの約2週間を気落ちすることなく過ごすことができました。

まだ小さい子どもの病気や手術となれば、親は不安で仕方ないかもしれません。そんなときに、同じ病を戦う保護者に出会えてきっと心強かったでしょう。かおりさん親子を支えて、元気づけてくれる人たちがいてよかったですね。かんたくんは体を動かすことが大好きなので、楽しく運動できる日が1日でも早く訪れることを願うばかりです。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生

著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ

ベビーカレンダー編集部

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