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かんしゃくの声が外に【障害児の子育て】親が日々抱えている悩み

  • 2023.8.27

5歳でADHD・広汎性発達障害と診断された息子との日々。現在中学生となった息子ですが、当時は毎日の「かんしゃく」に私は悩まされていました。皆さんはどんな取り組みをされていますか?実際に他のママのお声も交えながら「かんしゃくの対応方法」をご紹介していきます。この記事はインスタグラムで「発達障害と共に生きる」家族のコミュニティー「そらあい」のSHI-・ママに寄り添う発達凸凹育児アドバイザー(@_so_ra_ai_)が、息子と乗り越えてきた日々をつづります。

親もつらい「通報されるかと毎日ヒヤヒヤ」

「子育て、こんなはずじゃなかった」。そう思いながら大泣きしているわが子と向き合い、心がつらくなっていく親は少なくないと思います。

子どもがかんしゃくが起きると手が付けられず、どんどんヒートアップ。そんなわが子を見ながら「通報されたらどうしよう…」親はそんなストレスを抱えます。その中で、私も含めた障害のある子の親は、自分たちに可能な限りで「周辺に音を漏らさない環境作り」にも取り組んでいることと思います。

私自身も、さまざまな対策を練りながらも毎日張りつめている親の1人でした。

苦情を受け、ビクビクする日々

子どもたちが小さい時はアパートの2階に住んでおり、毎日ドタバタ。かんしゃくも酷かったため毎日親子でヒートアップ!そんな事が日常茶飯事でした。近隣からの苦情にもビクビクしていました。

皆さんは子どものかんしゃくについて、どのような対策を取っていましたか?

ここで、私のインスタグラムに寄せられた対策をご紹介します。少しでも記事を読んでいる方の参考になるものがあることを願っています。

インスタグラムに寄せられた「かんしゃくによる音対策」

・大きい声を出し通報されても大丈夫なように、あらかじめ福祉とつながった
・常に大きい声でのかんしゃくなので換気口にウレタン防音材を使用
・防音カーテンを使用
・声が届いているであろう近隣の家の方には事前に報告
・足元にマットを使用
・窓に隙間テープ

このように日々かんしゃくの対応しながら、それ以上に周囲の人に迷惑にならないように。気にかけながらの子育ては大変で、心が疲れてしまうこともありますよね。

「そらあい」のインスタグラムには他にもさまざまな声が寄せられ、親たちが日々どれだけ努力・工夫しているかが伝わってきました。

同じ立場の方の声は、参考になる

「その立場になってみないと伝わらない」とはよく言うもので、実際に親になってみなければわからなかったことは多々あると感じています。人それぞれ生活環境が違うので、子育て中の方ができる限りの対策をしても、周辺の方々から理解を得られないこともあるでしょう。

対策をした上でも周囲への音漏れや、近所からの目で困るようなら、地域の福祉ともぜひつながっていただきたいと思います。子育ては親の体力・気力がないとつらい場面がたくさんあります。ましてや障害児育児は、なかなか理解されないことが日常の中に多々あり、それだけでメンタルが削れることも。だからこそ、頼れる先には何でも頼ってほしいのです。

どうか1人で悩まないでください。ママ同士のSNSでもたくさんありますし、誰かに相談できる体制を作り、まずは自分を大切にして欲しいと思っています。

著者:☆そらあい☆SHI-

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