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同窓会に遅れた私をわざと大きな声で紹介するママ友。みんな怒ってる?<他人の裏事情に詳しいママ友>

  • 2023.8.27

30代の主婦マユさんは夫と小学生の息子の3人家族。穏やかで楽しい毎日を送っていますが、ママ友ミツ子との関係が悩み。ミツ子から聞かされる「他人の裏事情」を知りたくないマユさんは、彼女をランチに誘い他人の暴露話には興味がないと伝えます。でもミツ子には通じないどころかマユさんの陰口を得意げに持ち出してくる始末。さらに、ミツ子から同窓会の連絡がありマユさんの参加を勝手に決めていたと知り一旦は不参加としますが、事情を知った夫が参加の後押し。ミツ子に参加に変更したいと伝えると難色を示されつつも、参加できることに。当日、なぜか待ち合わせ場所の変更をマユさんにだけ伝え忘れたミツ子。ひとり待っていたマユさんがミツ子に電話をして、その事実を聞かされるとやるせない気持ちに頭が真っ白になって……。

ミツ子のミスで、遅れて会場に向かうことになったマユさん。電話で会場のお店の名前を聞いているとミツ子の電話から乾杯の声が聞こえ、「乾杯したからゆっくりでオッケー」と能天気に言い放ちます。。

外から電話をかけていましたが、いつの間にか小雨が降っていて、この日のためにお洒落した服も髪型も濡れてしまいます。憂鬱な気分と行きたい気持ちで葛藤するマユさんですが、このまま行かないと後でモヤモヤしてしまうと、タクシーで会場の店に向かうのでした。

気が滅入っていたけど、懐かしい友だちが温かく迎え入れてくれたーー

店に到着すると、ミツ子が駆け寄りわざとらしく謝ってきました。みんなが待つ部屋に通され、ミツ子の大げさな紹介でマユさんに一気に視線が注がれてーー。

「はいみんな注目!」

一瞬、その場の雰囲気に怯みそうになりましたが、マユさんが挨拶すると一気に場が和みます。手を振ってくれたり、空いてる席に誘ってくれたり、歓迎ムードで迎え入れてくれる人もいてひと安心するマユさん。ミツ子とのやり取りで滅入っていましたが、来てよかったと思えるように。

その後、お酒を飲んでその場にもなじんできたところ、マユさんは店の会場の空気が2つに分かれていることに気づきました。マユさんが座っている席付近は、ポジティブな会話がメイン。

一方、少し離れたミツ子が座っている付近は……。

◇ ◇ ◇

参加する前、ミツ子が主催者でミツ子の友だちも多いようだったので、マユさんは気が重く、行くこともためらっていました。

しかし、会場に入ったときこそ、ミツ子の紹介で視線が注がれ緊張が走りましたが、挨拶すると一気に場が和んでほっとしました。懐かしい友達が手を振って合図してくれたり、空いてる席へ促してくれたりと、学生時代に戻ったような温かな空気に来てよかったと思えたマユさん。

楽しい時間が続けばいいですが、ミツ子のいる付近ではどんな会話が交わされているのでしょうか?


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 愛川なつみ

著者:原作者 つばさ

ベビーカレンダー編集部

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