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災害時に備えて「現金」はどれくらい手元にあるといいのか?【もうすぐ防災の日】

  • 2023.8.27
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家庭での防災は、避難の仕方や飲料や食品、防災グッズの準備に力を注ぎがちですが、“生活費1週間分”の現金もあったほうがいいといわれています。もうすぐ9月1日の防災の日、もしものためにお金の備えもしてみてはいかがでしょうか。

■災害に備えて手元におきたい現金は1週間分

日々のくらしにはキャッシュレス決済が増えていますが、地震や台風・豪雨などの災害に備え、すぐに使えるお金として生活費1週間分の現金があると頼りになります。

なぜなら、災害直後は停電でクレジットカードが使えない、スマホの充電ができない、ATMが動かないこともあるからです。

電気が復旧するまでの期間は長くて1週間といわれるため、防災グッズとともにその間のお金も備えておくと安心でしょう。

■千円札や小銭も用意しておくと便利

現金は大きい金額のお札ばかりでなく、千円札や小銭も用意しておくと便利です。

災害が起こったときは、レジが作動しない、おつりが足りなくなるなどお店側がおつりを用意できない場合があります。

あらかじめ細かいお金を備えておけば、おつりをもらわず支払いができ買い物がスムーズです。

■具体的な金額は非難を想定して考える

生活にかかる1週間分のお金は家族構成や避難の仕方によるため、実際の場面を想定しましょう。お金の内訳には、食費や日用品代、避難のための交通費、宿泊施設へ泊まるときの代金などがあります。

食費は1人1週間あたり1万円を目安とし、家族の人数によって金額を計算します。

交通費は出かけた先で避難するときや、実家や親戚宅に身を寄せるときに必要です。避難先の場所や新幹線や飛行機など使う交通手段によって金額が変わります。

宿泊費は家が損傷するほどの災害が起こり、避難所が近くにないときに必要です。身近にあるホテルの宿泊費や家族の人数、宿泊日数を考えて計算すると参考になるでしょう。

文・佐々木美紀(ライター)
編集・dメニューマネー編集部

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