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人気エディター・川口ゆかりの「ふたり暮らしのおしゃれレシピ」第66回「そば猪口の使い回し7Days」

  • 2023.8.26

うつわを選ぶとき、どんなことを考えますか? 私の場合、なんとなく好みだから、良心的なお値段だからという曖昧な理由ではなく、こんな料理に合わせたいと明確にイメージができたものだけを購入するようにしています。そして、手に入れたら洋服と同じように使いまわすのも大きなポイント。そこで今回は、どこのご家庭にも1つはある、そば猪口を1週間のシーンごとに使いまわしてみました。

ご機嫌になる! 月曜日の朝ごはん
25ans Wedding

バタバタしがちな週の始まり。1週間が気持ちよくスタートできるように、朝ごはんはきちんと食べるのがわが家のルールです。いつもの納豆もパックのまま出すのではなく、お気に入りのそば猪口に入れ替えて。忙しい朝でも、ちょっぴり気分が上がる朝ごはんを!

自分を労う火曜日
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家事や仕事を頑張った後のティータイムは、自分を労う大切な時間。月曜日に小鉢として使ったそば猪口を湯呑としてアレンジしてみました。茶托は少しずつ集めている古伊万里。こんな使い方も粋でしょう? そば猪口はスタッキングできるから、場所をとらずに収納できるのも好きなところ。

水曜日のリモートランチ
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リモートワークのランチタイムは、手軽につくれてお腹もしっかり満たされるメニューが定番。特に蒸し暑いいまの時期は、お蕎麦を茹でてささっと済ませたいもの。おつゆが引き立つそば猪口は白磁に藍の染付が施された鳥獣戯画。ユーモラスな絵柄で食卓に遊びを添えて。

おばんざいランチの木曜日
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週末に向けて、冷蔵庫の中を片付けたい木曜日。焼魚にきんぴら、お漬物。そば猪口には、温泉たまごを割り入れて。サッとつくったおかずだって、大切にしているうつわによそれば、おばんざいランチに早変わり。旅館みたいだね! なんて、お褒めの言葉も聞けたりして!?

ホッとひと息つきたい金曜日
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疲れが溜まりがちな金曜日。だからこそ、ホッと心が和むような温かい茶碗蒸しでパートナーをサポートしたいところ。ダシ汁と卵、塩と醤油少々でつくるシンプルな茶碗蒸しは、主人の大好物。旬のとうもろこしをたっぷりと入れて、さぁ召し上がれ♡

週末は女友だちとティータイム
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手頃なデザート鉢がない時こそ、そば猪口の出番。特に藍色は和菓子によく合います。市販のあんみつもアイスクリームとフルーツを加えるだけで、立派なおもてなしに。みんなが手土産を持ち寄ってくれるから、もっと食べたいなと思う、このくらいの量がちょうどいいんです。

休日のアペロタイム
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時間のある休日は、夕食前に友だちを招いてアペロタイム。といっても、手の込んだカナッペやピンチョスが並ぶゴージャスなアペロではなくて、市販のチーズや野菜をカッティングボードに盛り付けたカジュアルなものが気分。そば猪口には、オリーブとクラッカーを入れてみました。洋のテーブルに和を取り入れるテクニックは、海外のゲストにも大好評。〝こんな使い方もおもしろいね"と会話も弾んで一石二鳥なんです。

そば猪口を使いまわす7Days、いかがでしたか?

お蕎麦を食べる時に使うだけだったそば猪口も、ちょっとした工夫でいろんなアレンジができるんです。これからは夏限定ではなく、毎日のように使いまわしてくださいね。

※この記事は2023年8月26日時点のものです。

写真・構成/川口ゆかり

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