1. トップ
  2. 【埼玉県の難読地名】さいたま市南区の「文蔵」って何と読む?その歴史や由来は?

【埼玉県の難読地名】さいたま市南区の「文蔵」って何と読む?その歴史や由来は?

  • 2023.8.26

地元ではみんな知っているけど、それ以外の人からは、なんて読むか分からない地名ってありますよね? そんな地名を探して、クイズにします!

さいたま市南区にある地名「文蔵」は何と読む?

「ふみくら」「もんぞう」「ぶんぞう」?

文蔵
出典:リビング埼玉Web

さて、正解は?

正解は・・・

「ぶぞう」でした!

その歴史や由来は?

蕨市や川口市と隣り合う、南浦和に位置する「文蔵」。天正13年(1585年)の太田氏房印判状写(武州文書)によると、「岩付(いわつき)城(現さいたま市岩槻区)の城主太田氏房は「文蔵二階堂百姓中」に祝言のために、徒歩夫一人を江戸城に差し出すよう命じている」と記されています。二階堂氏は小田原北条氏の家臣とされ、この地を開発したと伝えられています。

明らかではありませんが、「文蔵」という地名は、開発した二階堂資朝(にかいどうすけとも)、またはその父祖の実名に由来するのではと言われています。

現在では、JR京浜東北線と武蔵野線が乗り入れる南浦和駅にアクセスの良い住宅地として発展。近くには外環(東京外環自動車道)浦和ICやさいたま市文化センターなどがあり、区外から訪れることも多いエリアです。

皆さんは、正しく読めましたか? 機会があれば、是非散策に訪れてみてください。

元記事で読む
の記事をもっとみる