「おじさんって何歳から？」《調査データ》で判明した“意外な結果“とは？

 

普段何気なく使用している「おじさん」という言葉ですが、「おじさん」って世間的に何歳から何歳までだと思われていると思いますか？これって永遠のテーマですよね。

今回は、博報堂生活総合研究所の「生活定点」の調査をもとに、20代から30代の「若者」世代と比較しながら「おじさん」世代の「特徴」について見ていきましょう。

しかしあくまでも「多くの人がそう答えた」にすぎないので、「そうなんだな〜」くらいの姿勢で見ていただけますと幸いです！

統計の結果「おじさん」は43歳から

博報堂生活総合研究所の「生活定点」2020年の調査では、平均で43.24歳からが「おじさん」という結果が出ています。

対して「『お年寄り』とは、何歳くらいからをさすと思いますか？」という調査では、平均で68.66歳という結果が出ています。

要するに、43歳から69歳までが「おじさん」ということが考えられます。定年を超えてもなお、約9年間は「おじさん」であるという結果でした。

最近は男女問わず、美容への意識が高まっている時代ということもあり、「40代とは思わなかった！」なんて方も珍しくないので、個人的には43.24歳という結果に「意外と若いなあ」と感じました！

2022年のデータ「おじさん」世代の人生観とは

「おじさん」世代が20代、30代だった頃は、高度経済成長期で好景気な時代がありましたが、後に急激な不景気も経験しており、現代とはまた違う社会の荒波を乗り越えてきたのではないでしょうか。現代の「若者」世代との統計結果を比べながら、「おじさん」世代の特徴を見ていきましょう。

「心の豊かさやゆとりある生活に重きをおきたい」と答えた方は平均81.2%で、20代から30代の平均と比べると6.5%高い数値となっています。「おじさん」世代では、物質的な“モノ”で生活を豊かにすることよりも“ココロ”重視派が多数派となっています。

「世の中、運・ツキよりも努力だと思う」と答えた方は平均63.4%で、20代から30代の平均と比べると12.5%高い数値となっています。運に任せるより、自身の力で手に入れたい「努力派」が6割を越える結果となりました。

ちなみに「自力自信（自分自身の力による自信）がある」と答えた方は平均50.6%で、全年代で年々下がり傾向の中、「おじさん」世代では半数の方が自力自信があるという結果が出ています。努力家な「おじさん」世代だからこそ、高い自力自信に繋がっているのかもしれません。

※平均値は小数点第二位以下を切り捨てています。

「おじさん」世代は「努力家」で「ココロ重視」

「おじさん」世代の特徴を「若者」世代の統計と比べた結果、「若者」世代より努力派でココロ重視派なことが分かりました。「若者」世代よりも長い時間を過ごしてきたからこそ、努力の大切さや、目に見えない心の豊かさを大事にしているのかもしれません。「若さ」ももちろん魅力の一つですが、「おじさん」世代の人生経験の豊富な部分は魅力的なポイントではないでしょうか。