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【110円のコンビニコーヒー】買うのやめたらいくら節約できる?1か月で《比較》して衝撃

  • 2023.9.20
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画像:photoAC

さまざまなモノ・サービスの値上げが続いているこのご時世。無理なく減らせる出費があれば、できるだけ節約することを心がけたいですよね。

たとえば、出勤時や仕事の息抜きに、毎日コンビニでコーヒーを購入している方もいらっしゃると思います。では、それをやめて自分で飲み物を用意した場合、1か月でどれぐらい出費を減らすことができるのでしょうか?

コンビニのSサイズのホットコーヒーは一杯110円〜120円くらい

そもそも、コンビニのコーヒーの価格はいくらなのでしょうか?

セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの3社で販売されている、Sサイズのホットコーヒーの価格を確認してみましょう。

セブンイレブン:「7カフェ ホットコーヒーR」(税込110.16円)
ファミリーマート:「ブレンドS」(税込120円)
ローソン:「コーヒー(S)」(税込110円)

価格は110円(税込)〜120円(税込)で、ローソン・セブンイレブン・ファミリーマートのの順に安価でした。

今回は、中間である「7カフェ ホットコーヒーR」(税込110.16円)を比較対象にします。

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こちらの商品の内容量は約160ccでした。

1か月の出勤日を平日5日×4週=20日とし、全ての出勤日に「7カフェ ホットコーヒーR」を購入した場合、かかる金額は2,203.2円(税込)です。

次に、自分で飲み物を用意した場合、1か月でどれぐらい出費を減らすことができるのか考えてみましょう。

自分でコーヒーを用意すると…?

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画像:masa44/Shutterstock.com

コンビニでコーヒーを買う代わりに、自分で用意したらいくらかかるのでしょうか?

まず、コーヒー粉末代を計算します。総務省「2022年小売物価統計調査」によると、都道府県庁所在市及び人口15万以上の市の平均価格は167円(税込)でした。

1杯(140~160cc)に必要な粉は10~12gほど。その場合、1杯当たりの粉代は約16.7円となります。

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画像:photoAC

次に電気代です。「ティファール アプレシア・プラス ホワイト 0.8L」(定格消費電力1,250W)で、140ccのお湯(100度)を沸かすのに必要な時間は53秒。セブンイレブンのコーヒーと同量の160ccを沸かすとすると、約61秒かかる計算になります。

東京電力エナジーパートナーの関東エリアスタンダードの電気代は1kWh30円のため、お湯を用意するためにかかる金額は、1.25kW×約0.0169h×30円=約0.6円になります。

160cc分の水道料金は非常にわずかで、金額への影響が少ないので今回は割愛します。そのため、1杯当たりの価格は約17.3円。出勤日に自分でコーヒーを用意した場合、かかる金額は(約16.7+約0.6)円×20日=約346円です。

つまり、コンビニでコーヒーを買うよりも2,203.2円−約346円=約1,857円もお得になるんです!

無視できない金額に…

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画像:Nattakorn_Maneerat/Shutterstock.com

コンビニのコーヒーはおいしい上に、自分でお湯を沸かしたり洗い物をする必要がないためとてもラクチンですよね。とはいえ、月に約1,860円浮けば、外で2回ほどランチができてしまいます。筆者は個人的にここまでの節約になることに衝撃を受けました。

もちろん、自宅にケトルやタンブラーなどがない方は、上記に加えて別途道具代などもかかる可能性があります。みなさんのご事情に合わせて、実践できる節約術を試してみてはいかがでしょうか?

 


出典:総務省「2022年小売物価統計調査」、ティファール「アプレシア・プラス ホワイト 0.8L」、東京電力エナジーパートナー「スタンダード