24年間で劇的変化！「結婚式のあるイベント」で“イライラする人”の割合を調査した結果

結婚は人生における大きな節目の1つでしょう。親族や友人が結婚式を挙げる際は、心から祝福してあげたいですよね。招待状をもらったら、都合をつけてできれば出席したいと思う方も多いかもしれません。

今回は、博報堂生活総合研究所の「生活定点」の調査をもとに、「暮らし向き」に関する意識の変化を見ていきます。

たとえば、今から24年前の1998年は、「結婚式などでスピーチを聞いている時間にイライラしますか？」に対して「イライラする」と答えた方が全体の72.0%を占めたそう。

男女別に見ても、男性は73.2%、女性は70.7%で、ほとんど差がないことがわかります。

最新（2022年）の調査で、「結婚式などでスピーチを聞いている時間にイライラしますか？」に「イライラする」と答えた方の割合は全体の53.4%！

1998年からの推移を見てみると、時代の経過とともに「イライラする」と答えた方の割合が減っていることがわかります。

前回（2020年）の結果からさらに約0.9%減少し、過去最低を記録したのだとか。

なお、「イライラする」と答えた方の割合は、年代によってばらつきが見られるそう。20代、30代は全体よりも低く、40代、50代、60代は全体よりも高くなっているみたいです。

ちなみに、「約束の時間を過ぎて友人を待っている時間にイライラしますか？」に対して「イライラする」と答えた方も、2022年に過去最低を記録したのだそう。

近年はスマートフォン一つで動画配信サービスや音楽のサブスクリプションが楽しめたりすることで、ちょっとした空き時間を楽しむ手段が増えているのも一つの理由かもしれません。

「現代人は忙しい」としばしば耳にしますが、意外と時間に関して寛容な方が増えているのかもしれませんね。この結果を友人に話してみたところ「意外かも」という反応が返ってきました。

何にせよ、結婚式などのお祝いの場で、心から祝福できる人が増えている傾向にあるということは喜ばしいことですね！

出典：博報堂生活総研「生活定点」調査