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24年間で激減!日本人の【友人関係】に対する“ある意識“がめちゃくちゃ変わってきているんです。

  • 2023.9.15
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出典:Shutterstock / maroke

昔は多数派であった事柄が、現在では少数派に転じている場合もあるでしょう。時代の経過とともに、人々の常識に変化が生じてしまうことはしばしばありますよね。

今回は、博報堂生活総合研究所の「生活定点」の調査をもとに、「交際」に関する意識の変化を見ていきます。

1998年の「友人は多ければ多いほどよいと思う」の割合

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たとえば、今から24年前の1998年は、「交際について、あなたにあてはまるものを教えてください」に対して「友人は多ければ多いほどよいと思う」と答えた方が全体の57.2%を占めたそう。

1998年の同回答に関する男女別の割合

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男女別に見ても、男性は57.8%、女性は56.6%で、ほとんど差がないことがわかります。

2022年の結果は…?

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最新(2022年)の調査で、「交際について、あなたにあてはまるものを教えてください」に「友人は多ければ多いほどよいと思う」と答えた方の割合は全体の15.4%!1998年と比較すると、衝撃的な変化ですよね。

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1998年は全体の半数以上を占めていましたが、大きく下降していることが見てとれます。

前回(2020年)の結果からさらに約2.6%減少し、過去最低を記録したそうです。

なお、1998年は回答の割合に男女差はほぼありませんでした。一方で、最新の調査では男性が19.5%、女性が11.2%と、約8ポイント差があることがわかります。

性別によって、友人に関する考え方に違いが確認できるのは興味深いですよね。

ちなみに、「交際について、あなたにあてはまるものを教えてください」に対して「人づきあいは面倒くさいと思う」と答えた方は、1998年の調査結果から全体的に上り調子となっているのだそう。

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近年は「独身貴族」や「おひとりさま」、「ソロ活」など、一人で過ごすことにポジティブな考え方も多く見かける気がします。

24年前に比べると、人間関係に縛られず、自分だけの時間を楽しみたいと考える方が増えているのかもしれませんね。


出典:博報堂生活総研「生活定点」調査