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24年間でYESがほぼ半減!?日本人の【離婚】に対する“意識の変化”がスゴすぎる

  • 2023.9.14
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時代が経過するとともに、過去と現在で人々の意識が変化していることってありますよね。平成の始めには当たり前と思われていたことが、今日では逆に一般的ではなくなっている可能性もあるでしょう。

今回は、博報堂生活総合研究所の「生活定点」の調査をもとに、「離婚」に関する意識の変化を見ていきます。

1998年の「離婚はハンディキャップになると思う」に対する回答

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※図解はTRILLニュース作成

たとえば、今から24年前の1998年は、「恋愛・結婚について、あなたにあてはまるものを教えてください。」に対して「離婚はハンディキャップになると思う」と答えた方が全体の31.6%を占めたそう。

1998年の同質問に関する男女別の割合

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※図解はTRILLニュース作成

男女別に見ても、男性は32.4%、女性は30.6%で、ほとんど差がないことがわかります。

2022年の結果は…?

最新(2022年)の調査で、「恋愛・結婚について、あなたにあてはまるものを教えてください。」に「離婚はハンディキャップになると思う」と答えた方の割合は全体の17.8%

1998年からの推移を見てみると、かなり下降したのがわかりますね。

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※図解はTRILLニュース作成

前回(2020年)の結果からさらに約5%減少し、過去最低を記録したそうです。これは下がり幅としても-4.9%と、計測史上最も大きく変化があった2年間となっています。

また、この結果に男女差・年代差はほとんどなく、24年前に比べると、幅広い属性の人が共通して「離婚はハンディキャップにならない」と考えていることがうかがえます。

ちなみに、「家族について、あなたにあてはまるものを教えてください。」に対して「夫婦はどんなことがあっても離婚しない方がよいと思う」と答えた方は、2022年に過去最低を記録したのだそう。

「夫婦はどんなことがあっても離婚しない方がよいと思う」と答えた割合

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※図解はTRILLニュース作成

女性の社会進出や、夫婦という形にこだわらないパートナーの多様化など、様々な背景の変化が関係しているのかもしれませんね。

24年前に比べると、離婚に対してネガティブなイメージを抱いている方が少なくなっているのかもしれません。


出典:博報堂生活総研「生活定点」調査