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使い方知らないよね…時代を感じる【家電】の使い方でジェネレーションギャップを痛感

  • 2023.10.1
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画像:PhotoAC

あなたはどんな時に、ジェネレーションギャップや世代の差を感じますか?

日常会話の話題が合わなかったり仕事に対する考え方の違い、連絡を取り合っている時の言葉遣いなどで感じることが多いそうですが、ほかにも時代とともに進化を遂げてきた家電製品は、世代の違いを感じやすいアイテムの一つのようです。

本記事では、ある家電製品を通じてジェネレーションギャップを感じたエピソードについてご紹介します。

洗濯をお願いしただけなのに

40代の方が、勤務先での若い子とのジェネレーションギャップを感じた瞬間について、こんな体験を教えてくれました。

 

これは私の勤務しているサウナでの出来事です。

私が勤務しているサウナではお客様にサービスでタオルを用意しており、施設内で洗濯もしています。

しかし、タオル専用の洗濯機はなぜか昔ながらの二槽式…!

二槽式洗濯機は全自動洗濯機とは使い方が大きく異なり、洗濯槽で洗濯を済ませたあとに、自分の手で洗濯物を隣の脱水槽へ移して脱水にかけなければいけない手間が生じます。

勤務先で二槽式を使っていることを知った時は軽く衝撃を受けたものの、40代の私は子どもの頃に実家で二層式洗濯機を使用していたこともあるので、使い方を覚えており、すぐに対応できました。

しかし当然ながら、若い人はみんな二槽式洗濯機というものを見るのも触るのも初めてなので、教えなければ使うことはできません。

そんなある日、若いスタッフが新しく入ったのですが、初めてタオルの洗濯を任せる際、二槽式洗濯機の使い方について教えることを私はスッカリ忘れてしまっていました。

その結果、若いスタッフは二槽式洗濯機の使い方が分からず、全自動洗濯機と同じように「洗い」のボタンだけを押してそのまま放置してしまっていたようです。

その後、タオルを干そうと洗濯機へ向かった私は、洗濯槽のなかで洗剤で濁った水にタオルが浸かったままになっているのを見つけて、全てを察しました。

あぁ、自動で「すすぎ」も「脱水」も行われると思ったんだな…と。

改めて、若いスタッフに二槽式洗濯機の使い方について説明したところ、やはり実家でもおばあちゃんの家でさえも、一度も二槽式洗濯機を見たことがなかった、と言われました。

そう、だよね…と時代を感じる出来事でした。

昭和のイメージが強い二槽式洗濯機

二槽式洗濯機が主流だったのは1970年代頃で、今では使っている人をほとんど見かけませんが、全自動洗濯機と比べて洗浄力が高いことから、美容院やガソリンスタンド、工場などの業務用での需要は今でも根強いんだそう。

洗いとすすぎが終わったあとに手動で脱水槽にうつす必要があるので、面倒なイメージがありますが、作りが丈夫で壊れにくかったり、安価であったりすることなども魅力なようです。

家庭では見ることがほとんどなくなってしまった二槽式洗濯機ですが、ぜひ家電量販店などの洗濯機コーナーをのぞいてみてくださいね。


編集:TRILLニュース

提供:40代/パート

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※画像はイメージです