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『お茶の淹れ方』を知らない若手社員 思わず目を疑う“まさかの対応”に、上司「頭を抱えてしまいました」

  • 2023.9.30
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画像:PhotoAC

自宅や会社などで、お客様にお茶出しをした経験はありますか?

昔と比べてお茶を淹れたり出したりする機会も減り、お湯の温度や茶葉の量、湯呑みへの注ぎ方や茶托の使い方など、正しいやり方を知っている、と自信を持って言える人は意外と少ないようです。

本記事では、お茶出しで若い社員がとった、驚くべき行動についてご紹介します。

茶葉をそのまま!?

30代の会社員の方が、若い社員のお茶の出し方に驚かされたエピソードについて教えてくれました。

 

これは私が勤務する会社に来客があった時の出来事です。

普段はお客様が来た時は私がお茶を出していたのですが、この時は忙しく手が離せなかったため、近くにいた若い子にお茶出しをするようにお願いしました。

すると、しばらくして上司が爆笑しながら湯呑みを持ってやってきたんです。

見てみると、湯呑みには大量の茶葉がそのまま入っており、プカプカとお湯に浮いているではありませんか!

驚きのあまり、言葉を失う私。

そこへお茶出しをしてくれた社員がやってきたのですが、当の本人はキョトンとした顔をしています。

どうやら、これまでは粉末タイプのお茶しか使ったことがなかったようです。

今回、粉末と同じように湯呑みにお湯と茶葉を入れたところ、すぐ溶けなかったことを不思議には思ったようですが、そのうち溶けるだろうと判断し、そのままお出ししたということでした。

さらには、上司の分にいたっては個人用の普段使いの湯呑みを使って出しており、お茶の淹れ方以外にも教えるべきことが色々とあると判明。

一体何から説明すればいいのか、私は頭を抱えてしまいました。

 

今回のお客様は、気心の知れた取引先の方だったので事なきを得たものの、運が良かっただけで本来であれば取引に影響が出る可能性もあった出来事です。

しかし、お客様と上司が笑って許してくれたこともあり、本人はまったく凹む様子もなし。

それどころか、改めてお茶の淹れ方を教えると、急須で淹れたお茶を飲んで「おいしい!」と笑顔にさえなる始末。

その純粋な心とメンタルの強さを、ただただ、うらやましいと感じた出来事でした。

お茶出しは廃止傾向に

以前はよく行われていたお茶出しですが、コロナの感染対策などの影響もあり、最近は廃止した会社も多いそう。

来客の際は、ペットボトルや紙パックタイプのお茶をお客様に渡すだけで済むため、誰かがわざわざ給湯器の準備や湯呑みなどを洗う必要もなく、手間も省けるなどメリットが大きいようです。

ただし、会社以外の場所でお茶を淹れる機会がある可能性も考えられるので、茶葉と急須を使ったお茶の淹れ方も念のため覚えておくと、慌てないで済むかもしれません。

また、今でもお茶出しの業務がある会社では、新入社員にきちんと教えることが必要ですね。


編集:TRILLニュース

提供:30代/会社員

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※画像はイメージです