「我が家が班長ってこと！？」　引越先の町内会にあった“驚愕のルール”に「パニック状態です」

新しい街へ引っ越すと、その地域でのルールに慣れていく必要がありますよね。ゴミの出し方や役員当番、行事のお手伝い、騒音問題など、町内会で決められたルールにそって生活していくことが、ご近所さんと少しでも仲良くなれる近道となります。

本記事では、ご家族で引っ越した先で初めて知った、驚きの町内会ルールについてご紹介します。

引っ越し先での謎ルールについて、40代の会社員の方が、こんなエピソードを教えてくれました。

これは私が家族と一緒に引っ越した時のお話です。

多くの家が立ち並ぶ閑静な住宅街に引っ越した私たち家族は、さっそく町内会長のお宅へ引っ越しの挨拶に伺いました。

話をするなかで、ここでは会長の下の「班長」というポジションの方がいる、ということが判明したため、我が家が属する班の班長がどなたか質問すると、町内会長さんは「僕の口からは言えないので、班の人に聞いて」と言うんです。

まさか班長について教えてもらえないとは思ってもいなかったので、町内会長の釈然としない回答は予想外であったと同時に、私は少し違和感を覚えました。

どうして班長が誰なのかを町内会長さんから言えないんだろう、と。

仕方ないので、我が家と同じ班でご近所さんでもあるAさんに、誰が班長なのか聞いてみることにしました。

しかし、そこで更なる衝撃の回答を聞かされるなんて、誰が予想できたでしょうか。

「引っ越して来た人が班長をするのよ」

Aさんは当然のようにそう答えたんです。

引っ越してきた人って…我が家が班長ってこと！？

街の事情をわからない私に班長が務まるものなの！！？？

突然の班長任命に、私は不安しかありませんでしたが、ここでのルールと言われたら従うほかありません。

では班長はやるとして、いつまで続けることになるのか、期間についてAさんに聞いてみると「誰かが引っ越して来るまでよ」と、これまた驚愕の返事が。

新しい人が引っ越して来るまでずっと班長をやらされるの！？と、頭のなかはもうパニック状態です。

これからここで班長をしなければならない、そして任期がいつまでなのかは分からない…。私は肩を落として家に帰りました。

後日改めて町内会長に確認してみたところ「引っ越して来た人が班長をする」という謎ルールは、我が家が属する班だけの決まり事だと判明。

なぜ、なぜうちの班だけ…。

とにかく、早く誰かうちの班に引っ越してきて欲しいと願っています。

「町内会」とは、その地域のお祭りなどの行事や清掃、災害訓練などを通じて、住民同士の交流や地域社会の形成、環境整備などに取り組む団体です。

あくまで任意団体なので入会しなければならないという法律的な義務はなく、町内会に加入せず会費を払わなくても問題はないとのこと。

地域によって町内会との関わり方も異なるので個々の判断にはなりますが、昔と比べてご近所とのつながりも弱くなってきている現代なので、上手にお付き合いできる関係を維持したいですね。

編集：TRILLニュース

提供：40代会社員

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※画像はイメージです