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1文字目が意外と読めない…「朧月夜」はなんと読む?月に関する【難読漢字】

  • 2023.10.3
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「朧月夜」という漢字を見たことはありますか?

「朧月夜」は月に関する難読漢字です。「朧月夜」という文部省唱歌もあるので知っている方も多いのではないでしょうか。

今回は「朧月夜」の読み方や意味をご紹介します。

「朧月夜」の読み方

まずは「朧月夜」の漢字を見ていきましょう。

「朧」の読み方は【ロウ・おぼろ】です。

「朧」には「ぼんやりとかすんでいる、はっきりしない、不確かな様子」という意味があります。

「月」と「夜」を上手く組み合わせると、正解の読み方になります。

読み方はわかりましたか?

 

正解は「おぼろづきよ」でした!

おぼろづくよ」でも正解です!

「朧月夜」の意味

「朧月夜」の意味を辞書で調べると下記のとおりです。

おぼろ月の出ている夜。おぼろ夜。また、古くは、おぼろ月のこと。おぼろづくよ。

引用:デジタル大辞泉(小学館)

「朧月」は霧やもやに包まれ、かすんで見える夜の月を表します。

「朧月夜」は、その「朧月」が出ている夜のことを意味します。

「朧月」とは

「朧月」は寒暖差が激しい春に多く見られます。そのため春の季語でもあります。

また「朧月」は高層雲の発生により起こります。高層雲が発達すると低気圧が接近するので天気は悪くなります。そのため「朧月夜」の翌日は雨と言われているのです。

 

またかすんでいる状態の月は全て「朧月」と呼びます。

三日月でも満月でも、どの形の月でもかすんだ状態の月は「朧月」です。

 

「朧月夜」という文部省唱歌もあります。

1948年から小学校6年生の音楽の教科書に採用され、現在も親しまれています。

まとめ

いかがでしたか?

「朧月夜」の読み方は「おぼろづきよ」または「おぼろづくよ」でした!

月に関する難読漢字は他にもたくさんあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!