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「金木犀」はなんと読む? 秋の訪れを感じさせるあの植物

  • 2023.9.26
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「金木犀」という漢字を見たことはありますか?

「金木犀」は、秋の訪れを知らせる鮮やかなオレンジ色の花です。独特な香りを一度は嗅いだことがある方も多いのではないでしょうか。

今回は「金木犀」の読み方や意味、由来をご紹介します。

「金木犀」の読み方

まずは「金木犀」の漢字を見ていきましょう。

「金」の読み方は【キン・コン・かね・かな・こがね】

「木」の読み方は【ボク・モク・き・こ】

「犀」の読み方は【サイ・セイ・かた(い)・するど(い)】

この中から上手く組み合わせると、正解の読み方になります。

読み方はわかりましたか?

 

正解は「きんもくせい」です!

「金木犀」とは

「金木犀」を辞書で調べると下記のとおりです。

モクセイ科の常緑低木。よく分枝し、葉は狭長楕円形。雌雄異株。秋、強い芳香のある赤黄色の小花を密集してつける。中国の原産。古くから庭木とされる。

引用:goo辞書

「金木犀」は中国原産の植物で、江戸時代に日本に伝わりました。

「金木犀」は10mにもなる大木で、日本では観賞用として栽培されており、その特徴的な甘い香りは「三大香木」と言われています。

香り高く、遠くまで香りが行き渡ることから、「千里香」(せんりこう)とも呼ばれています。

原産国の中国では「丹佳」(たんけい)や「佳花」(けいか)とも呼ばれ、観賞用以外にもお茶やお酒、お菓子にも使われています。また食用だけではなく、漢方薬など薬用としても親しまれています。

「金木犀」の由来

「金木犀」の由来は「銀木犀」が白い花が咲くことから、橙色の花を「金」に見立て「金木犀」となりました。

また「犀」という漢字は「金木犀」の樹皮が「サイ」に似ていることからつけられています。

「金木犀」の花言葉

「金木犀」には「謙虚、真実、陶酔、初恋、気高い人」という花言葉があります。

いずれも「金木犀」が放つ、独特な甘い香りが由来しています。

とくに「初恋」は、誰しも忘れられないもの。「金木犀」の香りも一度嗅ぐと忘れられないことからつけられました。

まとめ

いかがでしたか?

「金木犀」の読み方は「きんもくせい」でした!

難しい読み方の植物は他にもたくさんあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。