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大人が意外と間違える「どっちが岩手?どっちが秋田?」【地形シルエットクイズ】

  • 2024.2.6
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都道府県の形は一つひとつ異なりますが、形が似ている都道府県もあり、間違えて覚えてしまっていることも。それぞれの都道府県の地理的特徴を把握しておくと、間違えにくくなりますよね。

では、2つのシルエットのどちらが岩手県で、どちらが秋田県なのか、わかりますか?どちらも東北にあり、2つの県は隣接しています。形が似ているので、正しく見分けられない方も多いのではないでしょうか?

正解は…

左が岩手県、右が秋田県でした!

では、シルエットをよく見てみましょう。

岩手県は、東側にあるリアス海岸が特徴的です。狭い湾が複雑に入り組んでいる地形をリアス海岸と呼び、地図上で見ると、シルエットが凸凹としています。河川の浸食によって、海岸沿いの壁面が削られ、ギザギザの地形が形成されます。横に膨らみのある形状も特徴と言えるでしょう。

いっぽう秋田県は、岩手県と比べて細長い地形。見分ける際は、北西部にある男鹿半島に注目するとよいでしょう。かつて離れ島だった男鹿島に、成長した砂州が繋がり、半島となりました。

岩手県について

日本の東北地方に位置する岩手県。人口は1,160,648人(令和5年12月1日現在)。県庁所在地は盛岡市です。中尊寺や毛越寺などの世界文化遺産があるほか、日本百景のひとつである猊鼻渓や、史跡名勝天然記念物の厳美渓など、自然も豊かです。また、盛岡冷麺も有名。小麦粉とでんぷんを使用して麺を作ることが多く、爽快なのど越しや強いコシが特徴です。

秋田県について

東北地方の北西部に位置する秋田県。人口は909,501人(令和6年1月1日現在)、県庁所在地は秋田市です。春は仙北市にある角館の武家屋敷通りに咲く枝垂れ桜、夏は東北3大まつりのひとつである竿燈まつり、秋は湯けむりが立ち上る小安峡で紅葉狩り、冬はスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ。季節ごとに見せる表情が変わり、さまざまなイベントや景色を楽しめます。

まとめ

「岩手県」と「秋田県」のシルエット、見分けられるようになりましたか?

特に注目するべきポイントは2つ。「岩手県」のリアス海岸と、「秋田県」の男鹿半島です。隣接する県なので、所在地を混同しがちですが、地理的特徴を覚えておくと、すぐに判別できますよ。

左から50音順に並んでいると考えても、覚えやすいかもしれません!地理的特徴を参考にしながら、ぜひ覚えてみてくださいね!

出典:岩手県公式ホームページ、美の国あきたネット
※記事内における情報は原稿執筆時のものです。