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嫌な気持ちになる人がいます!“秋のお彼岸”のNG行動。大人なら知っておいて!

  • 2023.9.20

年に2度、春と秋に訪れるお彼岸。春分の日や秋分の日に、故人のお墓参りへ行く方も多いのではないでしょうか?故人を偲ぶ大切な行事だからこそ、無礼な行いは避けたいものですよね。

そこで今回は、大人なら知っておきたい“お彼岸に避けるべき行事”をご紹介。お彼岸の本来の意味を知り、避けるべきことをしっかりと把握しておきましょう。

お彼岸とは?

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お彼岸は、春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、前後3日間を合わせた7日間を指します。先祖への感謝の気持ちを持ってお墓参りを行い、六波羅蜜(ろくはらみつ)という悟りのための修行を実践する期間です。

現代では、故人や先祖を偲び、日ごろの自分の行いを見つめ直す期間とされているようです。2023年は9月20日〜9月26日が秋のお彼岸にあたります。そんなお彼岸の期間に避けたほうがよいとされるNG行動について、見ていきましょう。

NG1:結婚式・披露宴

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お彼岸の期間中は、結婚式や披露宴の開催、招待状の送付は避けたほうがよいでしょう。お彼岸は喪に服する期間ではないため仏教的には問題ありませんが、故人を偲ぶ期間でお祝いごとをするのを好まない方もいるかもしれません。特別な事情がない限りは、お彼岸を避けるようにしましょう。

NG2:お見舞い

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故人を偲ぶお彼岸中でのお見舞いは、誤解を与えてしまうことも。そのため、お彼岸中のお見舞いは慎むべき行為とされています。ケガや病気の心配をして行ったつもりが、相手に不快な思いをさせてしまうかもしれないため、控えたほうがよいでしょう。

NG3:引っ越し・新車の納車

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お彼岸の期間中は、故人の供養で準備が忙しいときでもあります。引っ越しの準備で、供養が疎かになってしまうのはもってのほか。なるべく日程をずらして行うのがよいでしょう。

車は、自分や大切な人の命を乗せるものでもあります。そのため、新車の納車は大安吉日を納車日にするのが一般的です。可能な限り、お彼岸中の納車は避けたほうがよさそうです。

周囲への配慮を忘れずに

お彼岸は喪の期間ではないため、お祝いごとの開催自体は問題ではありませんが、人によっては快く思わない方もいるでしょう。やむを得ない事情で行事を行う場合は、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

 

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監修:岡和田かなえ (Instagram /LINE公式アカウント)編集:TRILLニュース
2022年2月に実践テーブルマナー講師の資格を取得。「美所作を身につけエレガントに輝く女性を応援したい」という想いのもと、東京で開催した実践テーブルマナーレッスンは9ヶ月連続満席。その後、接遇ビジネスマナー講師資格、及び教養エレガンスマナー講師資格を取得。現在はジャパンエレガンススタイルアカデミーの認定講師としてマナー講師養成講座を実施し、講師を育成中。