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一刻も早く手術を受けさせたい…息子の病院が決まるまでの道のり

  • 2023.8.24
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出産後に里帰りをした 河野りぬ・子育てエッセイ(@rinu.illustjob)さん。新生児の息子の育児に奮闘しています。そんな中「息子の目の奥が白い」ことに気づいた河野さん。すぐに小児眼科を受診したところ「先天性白内障」と診断されます。一刻も早く手術が必要な病気ですが、手術が決まるまでには、様々な困難が立ちはだかります。『息子に目の障害が見つかった話』をダイジェスト版でごらんください。

「は?」紹介状がすぐにもらえない…

近所の眼科で「先天性白内障」と診断された、生後2か月の息子。実は、早く手術を受けるほど、視力の回復がいいという情報を、親せきの医療関係者から聞いていた河野さん。だからこそ、手術ができる病院への受診を急いでいました。

ですが、河野さんの焦る気持ちとは裏腹に、一向に紹介状を書いてくれない近所の眼科…。翌日、河野さんは早く紹介状を書いてくれるよう、直接眼科へと足を運びます。午前中の診療時間いっぱい粘りましたが、成果はなく、落胆したまま帰宅。

ところが、その日の午後に「紹介状ができた」と病院から電話が来ました。わが子のために、諦めずに行動した結果ですね。そしていよいよ、大きな病院へと向かいます。

やっとたどり着いた病院だったけれど…

やっとのことで紹介状をもらい、息子の目の手術ができる病院へとたどり着いた河野さん夫婦。ところが、またしてもどうしようもない壁に当たってしまいました…。

そこで、別の病院への紹介状を書いてもらえないかと提案した夫。実は、夫は別の病院についてリサーチ済みだったのです。

やっと、手術への一歩が踏み出せる

息子の目の病気が判明してから、実は専門医を探し続けていた夫。日本小児眼科学会へ、直接メールで問い合わせをしていました。そして、そこで知ったのがX先生。

詳しい事情を説明すると、その場ですぐに電話確認をしてくれました。そして、10日後には手術ができるとの話が。スピーディーな対応に、ほっとした瞬間でした。

もしも、わが子に重大な病気が見つかったら…。親は、気が気ではありませんよね。わが子のために奔走する両親の姿に、エールを送りたくなるお話でした。

『息子に目の障害が見つかった話』の著者である河野りぬさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

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「当時、息子に降りかかった病について必死に情報を集めました。しかし、ほとんど情報らしい情報がなく、保護者同士の情報交換の場もどこにもありませんでした。

その時の不安な気持ち、よりどころの無さ、社会から切り離されたような孤立感は、いまだによく覚えています。

私たちの経験が、これから同じような病で困っている親子の参考になればと思い漫画にしました。」

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この漫画は子どもの目に関する病気について紹介したものです。子どもの体について心配なことがある場合は医療機関を受診し、医師に相談をしてください。

著者:ももこ

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